夏休みになり、病院の「學(xué)習(xí)困難」外來が患者のピークを迎えている。その盛況ぶりを橫目に、一部の保護(hù)者は「うちの子は成績(jī)が振るわないから、行って見てもらった方がいいだろうか」と不安を感じている。

「學(xué)習(xí)困難」に対して正確な認(rèn)識(shí)を

復(fù)旦大學(xué)附屬小児科病院心理科の微信（WeChat）公式アカウントによると、學(xué)習(xí)困難とは複數(shù)の要因により子どもの學(xué)習(xí)狀態(tài)が良好でない、成績(jī)が悪いという結(jié)果が生じることを言う。要因は家庭の教育だけでなく、各種の発達(dá)障害、情緒障害、精神疾患、マイナスの文化的背景や環(huán)境なども要因になり得る。

保護(hù)者は子どもが「學(xué)習(xí)困難」に陥ったかどうかを、どうやって判斷すればいいだろうか。首都小児科研究所附屬児童病院児童保健センターの副主任醫(yī)師の張麗麗さんは、「一般的に、教師が授業(yè)で教える內(nèi)容を子どもが理解できない、保護(hù)者またはその他の人の補(bǔ)習(xí)を受けてもやはりわからないということが目安になる」と話す。

張さんによれば、子どもが同級(jí)生より勉強(qiáng)する時(shí)間が長(zhǎng)いのに、思うような成果が得られない場(chǎng)合、學(xué)習(xí)能力の問題を検討する必要がある。このような狀況になった場(chǎng)合、保護(hù)者は病院を受診し、子どもの學(xué)習(xí)がうまくいかない原因を探る必要があるという。

「子どもが本當(dāng)に病気が原因で學(xué)習(xí)困難に陥ったのであれば、一般的な教育やしつけでは子どもの置かれた狀況を大きく改善することはおそらく難しい。薬物療法と非薬物療法（行動(dòng)的介入など）を組み合わせて、子どもをサポートする必要があるかもしれない。つまるところ、學(xué)習(xí)困難をもたらす真の原因を探り當(dāng)てなければ、対癥療法を行うことはできない」との見方を示すネットユーザーがいる。

中國(guó)教育科學(xué)研究院の儲(chǔ)朝暉研究員は取材に対し、「保護(hù)者は子どもの成績(jī)を理性的に見る必要がある。子どもの興味ポイントと正規(guī)の學(xué)習(xí)の間にはズレがある。子どもの興味ポイントを踏まえて指導(dǎo)し、本人の資質(zhì)?能力に合った教育をすることも、子どもを成長(zhǎng)させる1つのやり方だ」と指摘した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年8月21日