吉林省檔案（文書）館は25日、同館所蔵の舊日本軍関係の文書89件を公開した。これらの文書には、▽舊日本軍が中國を侵略した際、占領(lǐng)區(qū)で設(shè)立した慰安所▽731細(xì)菌部隊(duì)に特別移送され、人體実験の対象となった（舊）ソ連のスパイ▽南京大虐殺の発生時(shí)および舊日本軍によって占領(lǐng)された後の南京の狀況▽瀋陽に収監(jiān)された英米の捕虜▽日本の中國東北部への移民▽労働者の強(qiáng)制連行▽抗日聯(lián)軍――などの內(nèi)容が含まれており、日本の侵略者が犯した數(shù)々の犯罪行為が直感的?ありのままに記録されている。新華網(wǎng)が伝えた。

　吉林省長春市は日本が中國東北部を占領(lǐng)した際、傀儡政権?偽満州國の首都とされ、當(dāng)時(shí)は関東軍司令部、関東憲兵隊(duì)司令部および偽満州國皇宮、國務(wù)院といった機(jī)関が置かれていた。1945年8月8日、ソ連が対日宣戦布告した後、日本傀儡政府の各機(jī)関は逃亡前に各文書?資料をあわてて焼卻処分した。しかし、関東憲兵隊(duì)司令部の文書は數(shù)が多かったため、焼卻しきれずに地下に埋められ、1950年代初めになって工事中に発見された。文書は9割が日本語で書かれている。（編集SN）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月27日