日本外務(wù)省は15日、釣魚(yú)島（日本名?尖閣諸島）問(wèn)題に関するパンフレットを同省ホームページで公開(kāi)した。パンフレットは「釣魚(yú)島は古來(lái)中國(guó)の領(lǐng)土」との見(jiàn)解には「根拠がありません」としている。同省が釣魚(yú)島に関するパンフレットを作成するのは初めてで、中國(guó)語(yǔ)、英語(yǔ)など10カ國(guó)語(yǔ)に翻訳する。

　中國(guó)外交部（外務(wù)?。─稳A春瑩報(bào)道官は15日「釣魚(yú)島及びその附屬島嶼は古來(lái)中國(guó)固有の領(lǐng)土だ。これには十分な歴史的根拠と法理上の根拠がある。日本側(cè)がどう手法を変えて自らの誤った立場(chǎng)を宣伝しようとも、釣魚(yú)島が中國(guó)に屬し、中國(guó)の領(lǐng)土である釣魚(yú)島を日本が盜み取り、かつ永久占有を企てているという客観的事実を変えることはできない。中國(guó)は日本側(cè)に対して、歴史と現(xiàn)実を直視し、過(guò)ちを正し、挑発を止め、対話と協(xié)議による問(wèn)題の管理、コントロール、解決という正しい道に戻るよう促す」と表明した。

■パンフレットの內(nèi)容は歴史上の事実を無(wú)視する覇権主義行為

　日本外務(wù)省の公開(kāi)したパンフレットは冒頭から「尖閣諸島が日本固有の領(lǐng)土であることは歴史的にも國(guó)際法上も明らかです。尖閣諸島をめぐって解決しなければならない領(lǐng)有権の問(wèn)題はそもそも存在しません」と妄言を吐いている。

　同志社大學(xué)の淺野健一教授は15日、人民日?qǐng)?bào)の取材に「日本政府はまた噓をついている。日中両國(guó)には釣魚(yú)島に関して係爭(zhēng)棚上げの暗黙の了解と共通認(rèn)識(shí)が確かに存在した。中國(guó)は両國(guó)間の暗黙の了解をずっと遵守してきた。釣魚(yú)島をめぐり両國(guó)関係が悪化した責(zé)任は完全に日本側(cè)にある。石原慎太郎元東京都知事が『島購(gòu)入』を揚(yáng)言し、野田佳彥元首相が釣魚(yú)島を『國(guó)有化』したことで、日本は両國(guó)間にずっと存在してきた共通認(rèn)識(shí)を破り、何の根拠もなしに『釣魚(yú)島は日本固有の領(lǐng)土だ』と主張し始めた。資料を綿密に調(diào)べさえすれば、『釣魚(yú)島は日本固有の領(lǐng)土』との主張に何の根拠もないことに気づく」と述べた。