北京汽車の新たな都市型多機(jī)能自動車ブランド「幻速」が3月31日、コンパクト都市型SUVの「幻速S2」、「幻速S3」と同時に、同社が重慶市に持つ拠點(diǎn)で正式に発表される。これは北京汽車と重慶銀翔集団が混合所有制により形成する新ブランドで、SUVに特化した同社のブランド「BJ」と相互補(bǔ)完を?qū)g現(xiàn)し、SUVメーカーとしての輝きを取り戻す。人民日報が伝えた。
SUV市場に近年攻勢をかけている自動車メーカーは、北京汽車だけではない。中國経営報が主催した第1回「中國経営報SUVフォーラム」において、中國汽車工業(yè)協(xié)會副秘書長の師建華氏は、「中國のSUV年間販売臺數(shù)は、2010?2013年の間に、132萬6000臺?158萬5000臺?197萬7000臺?298萬9000臺と増加し、増加率はそれぞれ101.3%?19.5%?24.7%?51.1%に達(dá)し、同期の自動車販売臺數(shù)の増加率を大きく上回った」と指摘した。長年に渡る高度成長を受け、ほぼすべての自動車メーカーがSUV市場に參入している。統(tǒng)計データによると、2014年には少なくとも55車種の新型SUVが発売される。通年のSUV販売臺數(shù)は385?392萬臺に達(dá)し、前年比の増加率は28.8?31.1%に達(dá)する見通しだ。
セダンと比べ、SUVは燃費(fèi)が悪い。省エネ?排出削減を背景とし、中國SUV市場はどれほどの潛在力を秘めているのだろうか?
北汽銀翔汽車有限公司の役員で総経理の白天明氏は、「自動車市場に占めるSUVの比率は、米國では28%、韓國では30%に達(dá)しているが、中國では21%だ。ゆえにSUVは中國でなおも大成長の余地を殘している。中國SUV市場は高成長を経たが、中國の自動車消費(fèi)アップグレードの基礎(chǔ)が短期間內(nèi)に存在し続けるため、多機(jī)能かつ大型でトラフィカビリティの高いSUVは需要が旺盛になり、販売臺數(shù)が高い増加率を維持するだろう」と分析した。
新華國際情報諮訊(北京)有限公司総経理の林雷氏は、「著実な國內(nèi)経済発展の情勢により、若い消費(fèi)者の購買力が強(qiáng)化され、未來のSUV市場(特にコンパクトSUV市場)の発展を力強(qiáng)く支えるだろう。小型化?省エネを売りとするコンパクトSUVは、低排気量?低価格?低燃費(fèi)?高車高?高視野などの長所により、新たな市場の注目點(diǎn)になりつつある」と語った。
師氏は、「ガソリン価格と持続可能な発展の需要により、海外市場ではハイブリッドSUVが注目を集めることになる。國內(nèi)では、コンパクトSUVという新たな市場が形成されるだろう。各社がコンパクトSUVの発売に向け取り組んでおり、同市場の競爭を激化させているが、國産コンパクトSUVの競爭力はさらに強(qiáng)化される」と指摘した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月14日
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