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2014年4月4日  
 

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日本が武器輸出を弄すれば自らに災いをもたらすのは必至

 2014年04月03日13:51
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 日本政府は1日の閣議で「防衛(wèi)裝備移転三原則」を正式決定し、「武器輸出三原則」の見直しを完了した。この行動は近隣國、さらには日本國內の民衆(zhòng)の間に強い不安を引き起こした。(文:蘇暁暉?中國國際問題研究所國際戦略研究部副部長。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)

 武器輸出三原則は本來、日本が再軍事化し、歴史の覆轍を踏んで近隣國の安全を脅かすことを防ぐ重要な保障の1つだった。1976年の三木武夫內閣による武器輸出三原則の項目追加によって、日本の武器輸出は全面的に禁止された。これは日本がかつて堅持していた「専守防衛(wèi)」原則、つまり日本の防衛(wèi)力は自國の安全を維持するためであり、他國に対する攻撃に用いるものではなく、実際の必要を超える軍備を発展させる理由はないとの原則に合致するものだった。

 だが日本は約束を真摯に履行せず、規(guī)則を遵守しないばかりか、苦心慘憺して「制約」を一歩一歩突破さえしてきた。日本はこれまで「特例」扱い、軍民「両用」などの形で、三原則の制約を繰り返し回避してきた。そして今回の見直しにいたっては三原則のおおっぴらな放棄であり、根本的に変更して別の規(guī)則を定めるものである。

 新原則は一見「立派」であり、國際平和を脅かさず、日本の安全に寄與し、第三國で適切に管理される場合のみ武器を輸出できると主張しており、安倍氏が懸命に粉飾する「積極的平和主義」に完全に合致するように見える。だが本質を見ると、新原則によって日本に対する拘束は形骸化し、日本は武器輸出を自國の一存で決められるようになる。

 中韓など近隣國は武器輸出三原則の見直しに対する懸念を繰り返し表明してきた。今回の新原則決定を受けて、中韓は共に「近隣國の感じ方をはばからないもので、地域の平和?安定にも無益だ」との姿勢を表明した。

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コメント

最新コメント

宮田聡美   2014-04-03113.96.154.*
同感です。アメリカはカナダやメキシコのような、自國が反撃を受けるような地域では戦爭しません。ヨーロッパがシリアやウクライナへの軍事介入に消極的なのも同じです。ただ日本だけが、反撃を受ければ自國が壊滅的打撃を受ける地域で、壊滅的反撃を與える能力がある國を仮想敵國として、せっせと戦爭準備をしているのです。こうした安倍政権を支持する人々は、戦爭にさえ至らなければ、日本がこのまま軍事大國化すれば、中國も朝鮮半島も東南アジアも日本を恐れてひれ伏すだろうと妄想しているのでしょう。しかし、例えば中國は「自ら悶著を起こすことはないが、悶著を恐れることもない」と名言しているのですから、この妄想は、現実の戦爭となる可能性が高いです。そして、現実の戦爭になれば、アメリカでも朝鮮半島でも、東南アジアでも、日本とともに戦うことは絶対にありません。覇権主義の理屈では、ライバルは一國でも減った方がいいからです。2014年が1894年と同じ結果になるとホクソ笑む人たち本當に愚かです。もしそうなら、2065年が1945年と同じ結果になる道理なのですから。いずれにせよ日本の將來は真っ暗でしょう。
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