浙江省杭州市の歴史ある古剎、霊隱寺には、ペッパースプレーや警棒などの他にも「武器」を持った保安要員が數(shù)多くいる。霊隱寺は2日、全國の寺院で初となる、45人のメンバーからなる反テロ防衛(wèi)チームの設立を発表した。中國新聞網が伝えた。
霊隱寺は東晉咸和元年(西暦326年)に建設が始められた、約1700年の歴史を持つ中國の仏教禪宗の十大古剎の一つで、杭州西湖の西、霊隱山の麓にある。
同チームについて霊隱寺の覚恒法師は「晝は念仏を唱え、夜は訓練を行っている」と紹介する。反テロチームは4月1日に設立され、現(xiàn)在の隊員數(shù)は45人で、そのうち霊隱寺の法師が20人、警備員が25人だという。
覚恒法師によると、霊隱寺には毎日1萬人近くの観光客や信者が訪れるため、同チームの設立はテロ事件に対する予防意識を高め、観光客や信者の安全を確保するものとなる。また、同チームのメンバーになるのは簡単ではなく、20歳以上40歳以下、元気があり、反応スピードが速く、素早い人間しかメンバーになれないという。
霊隱寺で設立されたこうしたチームは全國でも初めてとなる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月3日
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