天津市の黃興國市長は先月31日、第1四半期(1-3月)の経済運(yùn)営をテーマにした座談會(huì)の席で、同市はエアバス社との天津組立ライン第2期協(xié)力合意に調(diào)印したことを契機(jī)として、エアバスアジア製造センター、全國航空機(jī)リースセンター、北方航空貨物輸送センターの構(gòu)築を進(jìn)める方針であることを明らかにした。
この「3つのセンター」によって、製造、リース、物流の各分野をカバーする全方位的な航空産業(yè)チェーンが形成されることになり、同市のサービス産業(yè)の波及効果が一層高まるとともに、北京市、天津市、河北省からなる京津冀エリアの共同発展という國の重大戦略の実施に貢獻(xiàn)することが期待される。
エアバス本社があるフランスの首都パリで現(xiàn)地時(shí)間の先月26日、同委とエアバスが工業(yè)協(xié)力のさらなる推進(jìn)に向けた了解覚書に調(diào)印した。これにより、エアバス「A320」シリーズの天津組立ライン第1期協(xié)力を土臺(tái)として、協(xié)力期間が2016年までから25年までに延長され、天津をエアバスのアジアセンターに格上げすること、天津における「A330」の製造?引き渡しセンタープロジェクトの実施に向けて、研究を深化させプロジェクトを推進(jìn)することが確定された。
エアバス中國法人の陳菊明総裁が1日に述べたところによると、長期的な目標(biāo)という視點(diǎn)でみれば、天津はフランスのトゥールーズ、米國のシアトルに次ぐ世界で3番目の航空工業(yè)センターになる可能性がある。中國側(cè)とエアバスがこのほど調(diào)印した合意は、明確で建設(shè)的な設(shè)計(jì)図を描くもので、雙方は今後、未來に向かって緩やかに歩みを進(jìn)めていくという。
エアバス組立ラインに牽引される形で、天津市は航空産業(yè)を発展させてきた。現(xiàn)在では航空産業(yè)チェーンに関わる企業(yè)や技術(shù)支援サービスを提供する企業(yè)など國內(nèi)外の約50社が同市に進(jìn)出しており、航空産業(yè)は一躍同市の基幹産業(yè)に成長した。天津組立ラインの現(xiàn)地サプライヤーである賽象科技公司の取り付けツールと賽聞工業(yè)公司のパッケージ製品は、エアバスが米國?アラバマ州で行った組立ラインプロジェクトの入札を落札した。
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