世界人権デーとなった12月10日、江蘇省および南京市政府新聞弁公室は中國(guó)侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館で記者會(huì)見を開き、南京大虐殺の犠牲者遺族らが國(guó)連人権機(jī)関に公開書簡(jiǎn)を送付したことを発表した。生存者の余昌祥氏、犠牲者遺族代表の韓新民氏、趙寶雲(yún)氏らが會(huì)見に出席した。

公開書簡(jiǎn)は犠牲者遺族?生存者ら3361人が共同で起草したもので、中國(guó)人権研究會(huì)?南京大虐殺犠牲者遺族の名義で、それぞれ國(guó)連の潘基文（パン?ギムン）事務(wù)総長(zhǎng)、國(guó)連人権理事會(huì)のボードレール?ヌドンエラ議長(zhǎng)、國(guó)連のゼイド?ラアド?アル?フセイン人権高等弁務(wù)官に送付された。書簡(jiǎn)は中國(guó)語、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語の7カ國(guó)語で書かれている。

公開書簡(jiǎn)の內(nèi)容は以下の通り。

家族を虐殺され、故郷を焼き払われ、妻や子供と別れて流浪の身となり、身を切られるような苦しみを味わった南京大虐殺の犠牲者遺族と生存者は、南京大虐殺の記憶を深く心に刻んでいる。しかし、日本の右翼勢(shì)力は長(zhǎng)年にわたり、歴史を認(rèn)めず、南京大虐殺の事実を幾度も否定してきた。彼らの行為は、犠牲者遺族と生存者にとって、さらなる加害以外の何物でもない。

我々が歴史を銘記するのは、恨み続けるためではない。歴史を尊重してこそ、中日両國(guó)の國(guó)民は真の和解に達(dá)することができる。そのため、我々3千人あまりの犠牲者遺族と生存者は貴組織に対し、その國(guó)際的な影響力を通じて、人権保護(hù)、公平、正義の立場(chǎng)から、日本政府に対して人権義務(wù)を履行し、侵略と加害の歴史を真剣に反省するよう促すことを強(qiáng)く呼びかける。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月11日