資料寫真:7月24日、2020年東京五輪の公式エンブレムを発表するセレモニーが開催。大會組織委員や選手代表が記念寫真を撮影した。(新華社による) |
2020年東京五輪の公式エンブレムがベルギーの劇場のロゴに似ていると指摘されている問題で、大會組織委員會は1日、佐野研二郎氏がデザインしたエンブレムの使用を中止すると発表した。新華網(wǎng)が報じた。
東京五輪組織委は7月24日に公式エンブレムを発表していた?!窽」をメインのイメージとしたシンプルな同エンブレムは、デザイナーのオリビエ?ドビさんが製作したベルギー東部のリエージュ劇場のロゴに「酷似」していると指摘されていた。劇場は8月に、東京五輪組織委員會を相手取り、エンブレムの使用差し止めを求めてリエージュの裁判所に提訴した。
同エンブレムをめぐっては最近、新たな疑惑も浮上していた。NHKなどの日本メディアの報道によると、エンブレムの審査の際に佐野氏が提出した応募資料に、インターネット上にある畫像が無斷で転用されているという指摘があった。佐野氏は1日に「無斷使用」を認めた。ただ、エンブレムについては「オリジナル」と、パクリを否定した。その他、佐野氏が複數(shù)のデザイナーと共同製作したサントリービールのキャンペーン商品に、他作品の模倣があったことも指摘されていた。
同組織委は、「ただちに新エンブレム選考に入る」としている。
「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月2日
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