中國(guó)映畫「塔洛」が2日に開幕した第72回ヴェネツィア國(guó)際映畫祭で初めて公開された。小さな個(gè)人の悲しみや喜びが中國(guó)西部に住む人々の思いを反映しており、好評(píng)を博している。新華社が報(bào)じた。
同映畫の旗を振ったチベット族の萬(wàn)瑪才旦監(jiān)督は記者會(huì)見で、「主人公の塔洛は羊飼いで、山以外での世界では無力。戀愛をしたことのない彼は、『愛』を儀式と見なし、失敗を経験すると自分を責(zé)めるようになる」と紹介?!杆澶谓U験は、中國(guó)西部に住む多くの若者の現(xiàn)狀を反映している。彼らは、體験したことのない現(xiàn)代文明に魅力を感じるものの、どうしたらいいか分からない。また、未知の生活を求めるものの、元の狀態(tài)や伝統(tǒng)文化に対する思いを心にしまっておくことはできず、自分を見失ってしまう若者もいる」と語(yǔ)った。
一方、ヒロインを務(wù)めたチベット族の女優(yōu)?楊秀措は、「チベット族居住區(qū)で生活する私も、同じような困惑を経験した。だから、監(jiān)督に出演させてほしいと自分からお願(yuàn)いした」と語(yǔ)った。
萬(wàn)瑪才旦監(jiān)督のチベット族をテーマにした長(zhǎng)編作品5作目となった「塔洛」は、ヴェネツィア映畫祭オリゾンティ部門に出品されている。自身の故郷に対する強(qiáng)い愛著を持つ萬(wàn)瑪才旦監(jiān)督の作品のほとんどが、チベット民族をテーマにし、「塔洛」を含めて、多くを出身地の青海省のチベット族居住區(qū)でロケを行っている。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年9月8日
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