「皆さん起立して、大畫面に向かい、先祖を追想しましょう…」。これは、先祖を祭る中國の伝統(tǒng)的な祭日「清明節(jié)」(今年は4月4日)に合わせて今月30日に遼寧省瀋陽市瀋河區(qū)大西街道杏林コミュニティで行われた先祖を祭る活動の一幕だ。新華網(wǎng)が報じた。
同地は30日午後、「環(huán)境にやさしくマナーのある清明節(jié)」と題するオンライン墓參りのイベントを開催した。清明節(jié)は、中國人にとって、先祖を追想し、悲しみを寄せる伝統(tǒng)的な祭日であるものの、先祖を祭るために黃色い紙を燃やしたり爆竹を鳴らしたりする習(xí)慣は少しずつ改めなければならない。同コミュニティの幸福會の劉軍會長は、「今回、當(dāng)會はマナーのある墓參りを『まず自分から始めよう』とオンライン墓參りのイベントを企畫した。先祖を祭ると同時に、紙を燃やしたり爆竹を鳴らしたりするのはやめ、環(huán)境にやさしく、マナーのある方法で先祖を祭る清明節(jié)の新しいスタイルを確立したい」と説明する。
張茹さん(70)は、「このような方法には大賛成。いつもなら、紙を燃やし、線香をあげるが、環(huán)境に悪いだけでなく、火事の危険もある?,F(xiàn)在、人々の意識も向上した。オンライン墓參りなら、お金も體力も節(jié)約できて手軽。それに、悲しみを寄せることができて、たくさんのメリットがある」と語った。
瀋河區(qū)文明弁公室の関係責(zé)任者は、「マナーのある先祖の祭り方は、都市文明、市民のマナーを効果的に向上させる。市民たちが、環(huán)境にやさしい方法で先祖を祭り、生態(tài)環(huán)境を保護(hù)し、美しい街にしてほしい」と語る。
同市皇姑區(qū)に住む姜さん(男性)は取材に対して、 「オンライン墓參りはとてもいい。今後、さらに多くの人にも受け入れられるようになるだろう。私も親戚や友人にこの方法をすすめる」と語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月31日
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