中國(guó)人民対外友好協(xié)會(huì)と中國(guó)文化財(cái)交流センター主催、黃山美術(shù)社企畫(huà)の「漢字三千年－漢字の歴史と美－」巡回展の開(kāi)幕式が 今月18日、東京富士美術(shù)館で行われ、中日各界の來(lái)賓約400人が出席した。人民網(wǎng)が伝えた。

程永華?駐日大使は開(kāi)幕式の挨拶で、「漢字は世界で最も古い文字の一つであり、中國(guó)文明の起源だ。漢字には中國(guó)の歴史の変遷が刻まれており、中國(guó)と外國(guó)の文化交流を促進(jìn)した。現(xiàn)在まで受け継がれている漢字は言語(yǔ)交流のツールとしてだけではなく、中國(guó)や日本などの東アジア文化圏における交流をつなぐ役割を果たしている。今回の巡回展では、中國(guó)側(cè)から甲骨文字や青銅器、碑帖、拓本、古典籍など、年代や種類(lèi)の異なる珍しい展示品が提供されている。多くの來(lái)場(chǎng)者が中日両國(guó)に通じる文化の奧深さを肌で感じ、これにより両國(guó)の文化交流を促進(jìn)させ、両國(guó)民の相互理解や友好関係が深まると信じている」と語(yǔ)った。

東京富士美術(shù)館の原田稔?名譽(yù)館長(zhǎng)は開(kāi)幕式の挨拶で、「今回の巡回展では両國(guó)に共通する文化である漢字に著目し、中國(guó)の6?。ㄖ陛犑校─摔ⅳ?7の博物館から110點(diǎn)の展示品を出品してもらい、そのうち一級(jí)文化財(cái)は20％に上る。この巡回展を通して漢字の奧深い歴史や蕓術(shù)的な魅力を伝え、多くの人に漢字の精巧さを感じてもらい、漢字のもつ神秘的な知恵を理解してもらいたい」と語(yǔ)った。

今回の巡回展は日本で初となる漢字をテーマとした展示會(huì)となり、23點(diǎn)の中國(guó)の一級(jí)文化財(cái)も展示されている。開(kāi)催期間は2016年10月20日から2017年9月10日まで。東京、京都、新潟、宮城、群馬などの日本各地で開(kāi)催される。中國(guó)文化財(cái)交流センターの王軍?主任は、「今回の巡回展には一級(jí)文化財(cái)が全體の展示品の20％近くを占めており、法律で規(guī)定された海外で出展できる上限ぎりぎりの數(shù)になっている。これは同時(shí)に今回の巡回展がいかに重視されており、いかに重要性があるかを表している」と語(yǔ)った。

漢字には中國(guó)5千年の文化が刻まれ、その歴史を物語(yǔ)っている。主催者は今回の巡回展を通して、より多くの日本人が漢字の魅力と奧深さを感じ、中日両國(guó)民の友好的な交流を強(qiáng)化し、相互理解に対する積極的な効果を増進(jìn)することを期待している。（編集YK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年10月20日