エスカレートし続ける日韓の角逐に、このほどまた新たな可変的要素が加わった。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。
韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、ボルトン米大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官(國(guó)家安全保障擔(dān)當(dāng))が23日午後、在韓米軍の烏山空軍基地に到著し、2日間の訪韓を始めた。日韓両國(guó)の貿(mào)易紛爭(zhēng)が日増しに激化する中、ボルトン氏が両國(guó)を立て続けに訪問(wèn)したのには、「重要な同盟國(guó)及び友人である日韓両國(guó)と対話をする」目的があった。米國(guó)が表に出て「仲裁者」の役割を演じるのは、デビッド?スティルウェル國(guó)務(wù)次官補(bǔ)(アジア太平洋擔(dān)當(dāng))が日韓を訪問(wèn)しながら明らかな成果を得られなかったのに続くものだ。ボルトン氏の訪問(wèn)が日韓の緊張を緩和し、両國(guó)間の貿(mào)易紛爭(zhēng)解決に転機(jī)をもたらすことができるのかどうか、國(guó)際世論は注目していた。
■3カ國(guó)の同盟関係を維持
米國(guó)は當(dāng)初、日韓の貿(mào)易摩擦に傍観的姿勢(shì)をとり続けてきた。だが今になって靜観という中立的姿勢(shì)を改め、仲裁に入ってきたのは、どのような考えに基づくものだろうか?中國(guó)社會(huì)科學(xué)院米國(guó)研究所外交研究室の袁征主任は「1つには、日韓が協(xié)議を通じて問(wèn)題を解決できなければ、貿(mào)易紛爭(zhēng)がさらにエスカレートし、米日韓3カ國(guó)の同盟関係に影響が及ぶ恐れがある。また、米韓関係は比較的デリケートだ。韓國(guó)は日本が制裁を課した半導(dǎo)體材料を他のルートで補(bǔ)う必要があり、韓國(guó)が経済面で他國(guó)に傾く可能性を排除できない。米國(guó)はそれを望んでいない」と指摘する。