■米日韓協(xié)力に大きな痛手
日韓のGSOMIA締結(jié)を最も強く鼓吹し、裏でそそのかした米國は、GSOMIAを米日韓三か國軍事?安全保障協(xié)力の礎(chǔ)石であり素晴らしい模範(fàn)例であると見てきた。最近日韓関係が緊張と対立へ向かうと、米側(cè)は繰り返し前面に出て仲裁を試みたが、結(jié)局失敗に終わった。三か國の軍事?安全保障協(xié)力にとって重大な打撃となったことは間違いない。
これを受けて、米政府は韓國側(cè)に対して、あるいは丸め込み、あるいは非難する硬軟両様の戦術(shù)をとらざるを得なくなった。ポンペオ國務(wù)長官は韓國側(cè)の決定に失望を表明すると同時に、日韓雙方に交流と対話の継続を促した。
米側(cè)の圧力及び米日韓三か國協(xié)力の難航という現(xiàn)狀を前に、自國の安全保障上の利益を守る観點から、日韓両國は相次いで米側(cè)に接近し、大げさに良い顔を見せざるを得なくなった。韓國國防省は聲明で「強力な韓米同盟を土臺に、安定的かつ完璧な韓米連合防衛(wèi)體制を引き続き確保する」と表明した。日本の安倍晉三首相も「米國と連攜して地域の平和と安定を確保する」と公言した。
現(xiàn)狀から見て、米側(cè)は日韓間の摩擦と紛糾の調(diào)整に盡力し、日韓関係が徹底的に対立へ向かうことを防ぎ、さらには北東アジアにおける自らの安全保障?戦略上の利益を確固たるものにしようとするだろう。だが米國が入念に構(gòu)築してきた地域安全保障協(xié)力網(wǎng)は恐らく解體の運命を逃れがたい。地域全體の安全保障構(gòu)造も現(xiàn)有のネットワーク化構(gòu)造から伝統(tǒng)的なハブ?アンド?スポーク?システムに戻るだろう。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月29日