外交部(外務(wù)?。─喂⑺瑘蟮拦伽?5日の定例記者會見で、英仏獨(dú)がイラン核合意をめぐる紛爭解決メカニズム(DRM)を発動したことに遺憾の意を表明。問題解決の助けにならず、緊張の緩和にも良くないとの認(rèn)識を示した。
【記者】英仏獨(dú)の外相がEUのボレル外交?安全保障上級代表(外相)への共同書簡及び共同聲明で、イラン核合意をめぐる紛爭解決メカニズム(DRM)の発動を宣言し、イランに合意履行の再開を促す狙いを強(qiáng)調(diào)したとの報道について、中國側(cè)としてコメントは。
【耿報道官】米側(cè)は一方的に合意から離脫し、國際法と國際義務(wù)を無視してイランに最大限の圧力を加えているうえ、他國の合意履行を妨害している。これがイラン核問題をめぐる緊張の根本的原因だ。
イラン核合意は國連安保理決議を経て承認(rèn)された多國間外交の重要な成果であり、國際的な核不拡散體制と中東地域の平和及び安定の重要な支えであり、國際法に基づく國際秩序の重要部分をなす。現(xiàn)在の情勢の下、我々は各者に冷靜さと自制を保ち、イラン核合意合同委員會の枠組みでの、合意履行をめぐる意見の相違の対話と協(xié)議による解決を堅持し、しっかりと措置を講じて、合意の権利と義務(wù)のバランスを回復(fù)し、イラン核合意を全力で維持し、執(zhí)行するよう呼びかける。
中國側(cè)は引き続き関係各者と緊密な意思疎通を継続し、イラン核問題の政治的?外交的解決を後押しし、イラン核合意の維持、イラン核問題及び中東情勢の緊張緩和のためにたゆまぬ努力を払う。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月16日