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対峙し続ける米國とイラン 中東はどこへ向かうのか (2)

人民網(wǎng)日本語版 2020年01月20日16:20

だが注意すべきなのは、イラン政府はイラン核合意からの離脫を宣言していないことだ。イランのこの姿勢は情勢が不可逆な方向へ発展するのを回避するためだ。ひとたびイラン核問題が後戻りのできない段階へ達すれば、灣岸諸國間の核競爭は激化し、そのもたらす核拡散のリスクは中東地域全體の平和を脅かす「時限爆弾」となる。

■中東混亂の根本的原因は解消困難

最近中東情勢の緊張は明らかに激化している。これには地域固有の摩擦の発展もあるが、それ以上に一國主義、覇権主義、軍事介入、國際公平?正義の蹂躙がもたらした悪い結(jié)果だ。

アナリストは、米國の中東政策のマイナス効果が顕在化し続けており、地域秩序の構(gòu)築において、米國は建設(shè)的役割ではなく破壊的役割をより多く演じていると指摘する。

劉氏は「米國は中東地域への投入を減らし、西側(cè)や地域の同盟國にもっと責(zé)任を負わせることを望んでいる。だが米國はひとたび情勢の制御が難しいと感じると、また振り向いてプレゼンスを強化せざるを得ない。これは中東地域の摩擦を一層複雑にし、地域の國際関係の分裂と再編を激化させ、情勢を一層混亂させる」と指摘する。(編集NA)

「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月20日

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