「肌の色が米國人の運(yùn)命の決定において、全てに影響を及ぼす作用を持つことは明らかだ」。米國の學(xué)者トーマス?ソウェルは著書『Ethnic America: A History』で、このように深い失望を表明した。米國の人種差別の深い傷口が時(shí)につれてふさがれることのないばかりか、ますます深刻化しているうえ、社會(huì)の各方面に深く根を下ろしている。中國國務(wù)院新聞弁公室発表の「米國人権侵害報(bào)告2019」の大量の統(tǒng)計(jì)と事実がはっきりと示すように、根深く揺るがない人種差別は米國の白人至上の政治的フレームワークとイデオロギーを暴露し、「米國式人権」の極度の偽善性を浮き彫りにしている。（人民日?qǐng)?bào)「鐘聲」國際論評(píng)）

「40％を超える米國人は米國は人種の平等の面で十分な進(jìn)展を得ていないと考え、約58％の人は米國の人種間関係は非常にまずいと考え、約65％の人は近年米國社會(huì)では人種主義的発言が広まってきていると表明している」。ピュー?リサーチセンター発表の報(bào)告は、米國では人種差別問題が幅広く系統(tǒng)的に存在すると指摘する。人種の平等は米國においては手の屆かぬ夢(mèng)に過ぎない。

2016年以降、米國では白人至上主義が勢(shì)いを盛り返し、人種間の対立と恨みの感情が社會(huì)に広がっている。米連邦捜査局（FBI）のクリストファー?レイ長官は「白人至上主義は米國の安全にとって持続的で広範(fàn)な深刻な脅威となっている」と警告する。アメリカン大學(xué)人種差別反対主義研究政策センターのIbram X. Kendi氏は「米國はずっと白人至上テロリズムの危機(jī)の中にある。白人至上主義がこのように激しく湧き上がる根本的原因は何か。これは米國にとって避けることのできない問題だ。人種差別の害の根を斷ち切ることができなければ、米國社會(huì)の悪夢(mèng)を斷ち切ることができないのは明らかだ」と指摘する。

白人至上主義イデオロギーが勢(shì)いを強(qiáng)めるほど、米國のエスニック?マイノリティが遭遇する人種差別はより深刻化する。法の前の平等は國際人権章典の基本原則だが、米國の法執(zhí)行の実踐はこれと相反する。米警察がアフリカ系の人を射殺したり殘虐に虐待する事件が頻発しており、法執(zhí)行分野の人種差別は少しも珍しくなく、エスニック?マイノリティの基本的人権はほしいままに踏みにじられている。「現(xiàn)代的形態(tài)の人種主義、人種差別、外國人嫌悪および関連する不寛容に関する國連特別報(bào)告者」は「米國の法執(zhí)行當(dāng)局が殺害または殘虐に虐待したアフリカ系の人の數(shù)は依然として驚くものであるうえ、追及されることは少ない」と指摘する。

経済分野の人種差別は米國社會(huì)の不平等を一層固定化している。米進(jìn)歩センター（CAP）のウェブサイトは「白人と比べ、アフリカ系などエスニック?マイノリティは就職においてシステマティックな障害に直面し、このことがより高い失業(yè)率、より少ない就業(yè)機(jī)會(huì)、より低い給料、より少ない福利、より大きな就業(yè)の不安定性を招いている。職業(yè)分離と有色人種労働者の持続的な価値低下は政府が意図的に定めた政策の直接的結(jié)果だ。過去40年間一貫して、アフリカ系労働者の失業(yè)率は白人の2倍だ。米連邦準(zhǔn)備制度理事會(huì)（FRB）発表の統(tǒng)計(jì)は、資産の人種間格差が拡大し続けており、白人家庭の平均資産はアフリカ系家庭のほぼ10倍であることをはっきりと示している。現(xiàn)在の趨勢(shì)だと、アフリカ系家庭の蓄積する資産は200年以上かかってようやく白人家庭の現(xiàn)在の水準(zhǔn)に達(dá)する」と指摘する。

人種差別は社會(huì)的分?jǐn)啶伪厝恍预驔Q定づけている?！讣·紊珱Q定論」がもたらしている米國社會(huì)の分?jǐn)啶?、人権蹂躙の具體的現(xiàn)れであることに目を向けるべきだ。米側(cè)の一部の者は世界で大いにダブルスタンダードを採用し、人権問題を利用して他國にあれこれ口出ししている。これは覇権の企てがあるのみで、道義と呼べるものなど全くなく、世界の人権事業(yè)に対する深刻な冒涜だ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年3月17日