新型コロナウイルス感染癥の流行が続いているが、感染癥との戦いにおける國際協(xié)力の防御線は依然脆弱だ。例えば西側(cè)の少數(shù)の國は感染拡大に深く陥りながらも、政治的手段を弄して他國に責(zé)任を転嫁するのを忘れていない。突発的な感染癥の防止?抑制における國際協(xié)力體制の革新と改善が急務(wù)であることは、事実が物語っている。(文:張超漢、馮啓倫。環(huán)球時(shí)報(bào)掲載)
まず、パブリック?ヘルス?ガバナンスの世界的に統(tǒng)一された枠組みを固める。このために、世界のヘルス?ガバナンスにおけるWHOの中心的地位を強(qiáng)化し、公衆(zhòng)衛(wèi)生上の重大な突発的事態(tài)を防止?抑制するWHOの総合能力を増強(qiáng)する必要がある。共通だが差異ある責(zé)任の原則を運(yùn)用し、先進(jìn)國と途上國に差異ある権利と義務(wù)を與える必要がある。また、監(jiān)督?仲裁制度を設(shè)けて、各國に相応の國際的義務(wù)の履行を促すなどの必要がある。
次に、突発的事態(tài)の防止?抑制における國際法の権威と執(zhí)行力を強(qiáng)化する。國際法に真に効力を発揮させるには、各國の國內(nèi)法と國際法との足並みのそろった統(tǒng)一を強(qiáng)化するとともに、國家の強(qiáng)制力を運(yùn)用して実施を確保する必要がある。國際保健規(guī)則(IHR)を改正し、公衆(zhòng)衛(wèi)生能力の整備に関する奨勵(lì)措置、悪意ある過激な行為への制裁手段を増やすなどする必要がある。
また、南北の國家が互いに疑念を抱き、足を引っ張っている現(xiàn)狀の改善に盡力して、途上國の権益が十分に保障されるようにする。第1に、國際法の制定において、自由と自治を強(qiáng)調(diào)する「共存國際法」から「協(xié)力國際法」への段階的な移行を後押しし、南北の共通意志をより體現(xiàn)すると同時(shí)に、途上國の特殊な狀況を十分に考慮する。第2に、発言力の獲得において、途上國は南南協(xié)力の強(qiáng)化を基礎(chǔ)としたうえで、世界の問題における多國間交渉と新規(guī)則の制定により積極的に參加するべきだ。第3に、合法的権益の維持において、現(xiàn)有の仲裁制度を十分に利用し、先進(jìn)國に國際的義務(wù)の履行を促し、途上國と後発開発途上國の基本的権益を守る。
最後に、ユニバーサル?ヘルス?カバレッジ(UHC)の持続可能な発展を後押しする。世界の衛(wèi)生上の安全を?qū)g現(xiàn)する前提は、かなりの程度において途上國の公衆(zhòng)衛(wèi)生能力の著実な向上と持続可能な発展にある。一つには、途上國の國內(nèi)の公衆(zhòng)醫(yī)療體制の整備を支援する過程において、國際社會(huì)は被支援國の実際のニーズと自力で発展する権利を十分に尊重し、基本的な衛(wèi)生整備と衛(wèi)生関連人材の育成強(qiáng)化などの面における「造血機(jī)能」の強(qiáng)化を重視するべきだ。他方、各國自身も積極的に資源を調(diào)達(dá)して、UHCの持続可能な発展を支え、実現(xiàn)するべきだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月7日