2月、韓國(guó)?大邱の商店街で消毒をする作業(yè)員。（寫真提供はAP通信）

5月6日より、韓國(guó)は新型コロナウイルス感染による肺炎の予防?管理のための規(guī)制を緩和して、これまでの「ソーシャルディスタンス」をはかる段階から「生活の中での予防?管理」の段階へと転換し、生産や生活の秩序を徐々に回復(fù)させている。一方の日本は「緊急事態(tài)宣言」を今月末まで延長(zhǎng)したが、日本政府の新型コロナウイルス感染癥対策専門家會(huì)議の見方では、感染癥対策の措置は一定の効果を上げており、減少傾向がみられるとしている。世界の感染癥との闘いにおいて、東アジア國(guó)家の突出した成果に広く注目が集まっている。（文：陳洋?海外網(wǎng)評(píng)論員。海外網(wǎng)掲載）

同じ東アジア國(guó)家である日本と韓國(guó)は、政治制度や言語、文化などにある程度の違いはあるが、今回の感染癥対策には類似點(diǎn)がたくさんある。

第1に、日韓はどちらも科學(xué)的法則を尊重し、感染癥発生初期に思い切った予防?管理措置を取った。中國(guó)が新型コロナウイルスのゲノム配列などの情報(bào)を迅速に外部に発表し、世界保健機(jī)関（WHO）、関係國(guó)?地域や國(guó)際機(jī)関に速やかに感染癥の情報(bào)を報(bào)告すると、日韓両國(guó)も迅速に対応措置を取り、韓國(guó)はすぐに検査キットの開発に著手し、公立?民間の研究所約100ヶ所を設(shè)置して検査結(jié)果の分析を行わせた。日本の醫(yī)學(xué)界も中國(guó)が共有した情報(bào)を踏まえて新型コロナウイルスの研究を速やかに行い、日本メディアも感染癥に注目し、予防意識(shí)を高めるよう國(guó)民に呼びかけた。全體として、一部の歐米國(guó)家の政治屋が大騒ぎして感染癥を政治化し、ウイルスのレッテル貼りをしている間に、東アジア國(guó)家は感染癥の予防?管理そのものに力を注ぎ、科學(xué)的法則を尊重することを土臺(tái)として、実際的な措置によって感染癥の蔓延を効果的に抑制したと言える。

第2に、東アジア國(guó)家はいずれも感染癥対策の過程で政府の強(qiáng)いリーダーシップを発揮した。感染癥が拡大して以來、韓國(guó)政府は速やかに的確で有効な行動(dòng)を取り、都市封鎖、交通規(guī)制、適切なソーシャルディスタンスの維持、データの迅速な公開、検査の大量実施などを行った。日本政府は速やかに法律を改正し、「緊急事態(tài)宣言」を発令し、全國(guó)民に一律10萬円を給付するとし、ここから積極的に職責(zé)を履行する態(tài)度がうかがえる。

第3に、東アジア獨(dú)自の集団主義、家や國(guó)の観念も重要な役割を果たした。今回の感染癥対策を見ると、日韓の全ての人々が心を一つにし、一致団結(jié)して、社會(huì)全體のパワーを最大限に結(jié)集して共同で感染癥と闘ったことがわかる。

日本と韓國(guó)の対策には違いもあるが、類似點(diǎn)を踏まえて総括するとみえてくる日韓モデルは、もしかしたら他の國(guó)?地域の感染癥予防?管理の參考になるものかもしれない。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月13日