第73回世界保健機関(WHO)総會が18、19両日にビデオ會議の形で開催される。専門家は、新型コロナウイルス感染癥は全人類共通の敵であり、WHO各加盟國は協(xié)力して感染癥と戦うことに焦點を合わせるべきであり、公衆(zhòng)衛(wèi)生上の問題の政治利用は避けるべきだと指摘する。新華社が伝えた。
「ウイルスに國境はなく、人種を區(qū)別しない。この非伝統(tǒng)的な安全保障上の試練を前に、全世界は人類が苦楽と運命を共にする共同體であり、団結(jié)と協(xié)力が感染癥に対処する最も有力な武器であることをより深く認識した」。中國國際問題研究院戦略研究所の陳須隆所長は「感染癥との戦いにおける國際協(xié)力の推進において、中國側(cè)は積極的に対外援助を行い、貴重な感染防止?抑制経験を分かち合うだけでなく、率先して韓國と『快速通路』を始動するなどの措置を通じて企業(yè)活動の再開を後押しし、世界経済の回復と成長を促進している」と指摘する。
各國の専門家は、感染癥の問題を政治利用し、他國とWHOに汚名を著せるのは、関係國の國內(nèi)の感染防止?抑制に何の助けにもならず、世界が協(xié)力して感染癥と戦うのを一層困難にするだけだと指摘する。
「人類とウイルスとの戦いの正念場において、國際社會にとって最も重要なのは共同努力であり、意見の相違を感染癥との共同対策における障害にさせるべきではない」と、ベラルーシ國立科學アカデミーのコルサコフ會長は指摘する。
公衆(zhòng)衛(wèi)生分野の最も権威ある、最も専門的な國際機関であるWHOは世界の公衆(zhòng)衛(wèi)生上の危機に対処するうえで代替不能な役割を発揮している。パキスタン國際イスラム大學のムハンマド?カーン教授は「勝手な行動をし、感染癥との戦いにおいて意思疎通を欠き、互いに一貫しない國々がある。こうした狀況が混亂を増している」との見方を示した。「この時期にはWHOが中心的役割を発揮し、感染癥との戦いにおける世界の協(xié)力を後押しすることが必要だ」。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月18日