2017年8月8日に四川省アバ?チベット族チャン族自治州の自然保護區(qū)?九寨溝でマグニチュード7.0の地震が発生してから丸3年を迎えるのを機に、中國科學(xué)院空天信息創(chuàng)新研究院、國際連合教育科學(xué)文化機関(ユネスコ)International Centre on Space Technologies for Natural and Cultural Heritage (HIST) の付碧宏研究員が率いるチームは7日、最新のリモートセンシングモニタリングと評価を発表した。それによると、3年の復(fù)舊事業(yè)を経て、九寨溝の水域環(huán)境は少しずつ回復(fù)しているものの、観光については土砂災(zāi)害対策が依然として必要な狀況だ。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
五花海の水域の地震直後(2017年8月10日、左)と、復(fù)舊工事を経た約3年後(2020年6月9日、右)のリモートセンシング畫像比較。(畫像は中國科學(xué)院空天信息創(chuàng)新研究院の付碧宏研究員率いるチームが提供)
2017年8月8日にマグニチュード7の地震が発生し、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている九寨溝は大きな被害を受けた。九寨溝で復(fù)舊事業(yè)が展開されるようになって以降、付氏のチームはマルチソース、マルチタイムフレーム、マルチスケールのリモートセンシングモニタリングを行い、科學(xué)的実地調(diào)査による検証と結(jié)び付け、約3年(2017-20年)にわたって復(fù)舊事業(yè)が実施された九寨溝の中心エリアの地形、水域、植被率などの「天-空-地」一體化リモートセンシングモニタリング?評価を行った。
同モニタリング?評価の結(jié)果によると、復(fù)舊事業(yè)の成果が既に現(xiàn)れており、九寨溝の中心エリアの水域環(huán)境は少しずつ以前の景観を取り戻している。ただ、同地域では依然として地滑りや山崩れ、土石流などの土砂災(zāi)害対策が必要な狀態(tài)だ。
鏡海の水域の地震直後(2017年8月10日、左)と、約3年後(2020年6月9日、右)の比較畫像。(畫像は中國科學(xué)院空天信息創(chuàng)新研究院の付碧宏研究員率いるチームが提供)
鏡海(2020年6月4日)
犀牛海の水域の地震直後(2017年8月10日、左)と、約3年後(2020年6月9日、右)の比較畫像。(畫像は中國科學(xué)院空天信息創(chuàng)新研究院の付碧宏研究員率いるチームが提供)
犀牛海(2020年6月10日)
研究チームが今年6月3日の水域のリモートセンシング畫像を分析した結(jié)果、九寨溝の水域面積は約220.79ヘクタールであることが分かった。高精度ドローンで撮影したデジタルオルソ畫像から、九寨溝の中心エリアの水域面積を分析し、関連する湖沼の面積は3年の復(fù)舊事業(yè)を経て、少しずつ拡大しており、景観が少しずつ回復(fù)していることが分かる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月11日