低軌道モノのインターネット（IoT）衛(wèi)星「天啓10號（陵水號）」が25日11時13分、太原衛(wèi)星発射センターから成功裏に打ち上げられた。衛(wèi)星はその後、順調に軌道上プラットフォーム及びペイロード試験段階に入った。2週間後にはIoTデータ通信サービスを提供できる見通しだ。人民網が伝えた。

同衛(wèi)星は北京國電高科科技有限公司の天啓衛(wèi)星ネットワークの7基目の軌道上IoTデータサービス衛(wèi)星であり、今年の新型コロナウイルス感染癥の発生後に初めて打ち上げられた同衛(wèi)星ネットワーク構築衛(wèi)星でもある。計畫によると、國電高科は今年さらに天啓衛(wèi)星を6-9基打ち上げ、年末までに12基以上の衛(wèi)星による軌道上ネットワーク構築を終え、データサービスを提供する。

早期に打ち上げられた6Uキューブサットと比べると、天啓10號、年初に打ち上げられた天啓5號、年內に打ち上げられる衛(wèi)星はいずれも35-50キロ級。より大出力な衛(wèi)星信號のサポートを受け、天啓衛(wèi)星ネットワークのユーザーの端末のエネルギー消費量は0.1-0.5ワットに低下し、サイズもよりコンパクトになる。これにより、衛(wèi)星IoT応用のハードルがさらに引き下げられる。

天啓衛(wèi)星IoTネットワークは現(xiàn)在すでにデータ応用を実現(xiàn)している。そのネットワーク運営の推進加速に伴い、中國のIoT衛(wèi)星ネットワークの建設と産業(yè)化が促進される。（編集YF）

「人民網日本語版」2020年7月28日