泰達(dá)國際心血管疾患病院(以下「同病院」)が22日に発表した情報によると、同病院は今月15日に63歳の患者の心室補助裝置「火箭心」の植え込みに成功した?;颊撙涡牟蝗闲g(shù)後、大幅に改善された。これは中國が完全な獨自の知的財産権を持つ純國産人工心臓が、正式に臨床試験に入ったことを意味する。同病院は23日にも、2人目となる患者に「火箭心」を植え込んだ。光明日報が伝えた。
同病院の院長でプロジェクト臨床試験主導(dǎo)専門家、プロジェクト上席専門家の劉暁程教授はさらに同病院、広東省人民病院、中南大學(xué)湘雅第二病院、天津市第一中心病院、四川大學(xué)華西病院、上海復(fù)旦大學(xué)中山病院といった6つの醫(yī)療機関の専門家を率い、末期心不全患者50人の臨床試験を行う。
情報によると、同病院は2009年より中國運載火箭技術(shù)研究院と共に、國內(nèi)で最も早く第3世代人工心臓、植込み型磁性懸濁液心室補助裝置の研究を開始した。この製品は「火箭心(HeartCon)」と名付けられた。「火箭心」を植え込まれた試験羊「天久」は2013年に、同病院で健康的に120日間生存し、國內(nèi)最長生存記録など5つの新記録を樹立した。
劉氏によると、心室補助裝置は心臓移植を除く最も効果的な心不全治療手段であり、歐米の先進國で広く使用され、多くの瀕死の患者が救われている。世界の心室補助裝置の植え込み數(shù)は2013年より、心臓移植數(shù)を上回っており、その生存率も心臓移植を上回っている?;颊撙巫铋L生存時間は15年以上。一部の先進國は醫(yī)療保険の対象に入れているが、治療費も加えると20萬ドルの費用がかかるため、依然として高嶺の花となっている。
劉教授によると、中國の心室補助裝置の開発はスタートが遅かったため、中國人向けのコストパフォーマンスの高い製品が未だ存在しない?!窰eartCon」は2018年に國家薬品監(jiān)督管理局から認(rèn)可を受け、革新醫(yī)療機器特別審査?批準(zhǔn)プロセスに進んだ。同裝置は▽唯一、純中國企業(yè)が生産▽唯一、最初から最後まで醫(yī)學(xué)?工學(xué)結(jié)合による開発▽唯一、國內(nèi)獨創(chuàng)の知的財産権を持つ▽唯一、製品のフルセットが國內(nèi)で開発――という4つの國內(nèi)「唯一」を記録した。同裝置は今年8月に正式な臨床試験の開始を認(rèn)められた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月24日