今年7月1日までに、中國國家鉄路集団有限公司は、北京‐上海、北京‐哈爾浜（ハルビン）、北京‐広州、成都‐重慶などを結(jié)ぶ高速鉄道に、一層スマート化された新型「復(fù)興號(hào)」を集中的に投入し、より多くの旅客に、ハイクオリティな旅行を楽しんでもらう計(jì)畫だ。

北京市と河北省張家口市を結(jié)ぶ京張都市間鉄道で使用されている時(shí)速350キロのスマート型「復(fù)興號(hào)」は、ネットユーザーの間で、「匠の心で設(shè)計(jì)された國産品の光」と好評(píng)を博している。

中國鉄道旅客サービスサイト「12306」で、京張都市間鉄道のチケットを購入する際、スマート型「復(fù)興號(hào)」にはその車両番號(hào)の下に緑色で「スマート高速列車」と記載されている。

その動(dòng)力の素晴らしさだけでなく、スマート型「復(fù)興號(hào)」は、「頭脳」も明晰だ。同車両の最大の目玉は、「運(yùn)転士が乗務(wù)した自動(dòng)運(yùn)転」で、グランドオペレーションセンターの運(yùn)行計(jì)畫に基づき、発車、加速、減速、停車が正確にコントロールされ、鉄道ダイヤに基づいて自動(dòng)で発車し、駅と駅の間は自動(dòng)運(yùn)転し、駅に到著すると自動(dòng)で停車し、自動(dòng)で扉が開く。

スマート型「復(fù)興號(hào)」は車內(nèi)のサービス施設(shè)もスマート化されており、トンネルに入ると、車內(nèi)の圧力が自動(dòng)でコントロールされる。また、事前にライトや車窓の色も調(diào)節(jié)される。

全車両で無料の高速Wi-Fiを提供しているため、旅客は乗車中もパソコンを使って仕事をしたり、スマホで遊んだりすることもできる。

一等席車両は2人掛け+2人掛けの1列4席となっており、各座席は広々としていて快適な作りになっている。また、電源コンセントやフットレスト、フック、折り畳み式ミニテーブルなども完備している。

二等席車両の座席には、背もたれ調(diào)整ボタンが付いている。座席の下には充電用のコンセント（2つ穴と3つ穴）のほか、USBポートもある。

ビジネス車両の高級(jí)座席は45度やフルフラットなどさまざまな角度に調(diào)整できるようになっているほか、マッサージやシートヒーターなども付いている。また、コードレス充電裝置や読書用のLEDライト、車窓の明るさ調(diào)整ボタンなども付いている。

多目的車両には多目的テーブルと座席12セットが設(shè)置されており、面積を調(diào)整して使用することができる。その下にはハイパワーの多機(jī)能コンセントがあり、各種電子設(shè)備の急速充電が可能だ。

2022年北京冬季五輪開催期間中、多目的車両は「メディア車両」に変身し、各國の記者が5Gインターネットを利用して、試合の観戦をしながら、原稿を送信したりすることができるようになる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月8日