京東集団は6月19日早朝、「6月1日早朝から6月19日午前0時までの間に、ショッピングイベント『618』の大規(guī)模なキャンペーンにより、京東の注文金額は3438億元(1元は約17.0円)を超えて、過去最高を更新した」と発表した。
この數(shù)字は昨年の累計金額2692億元に比べて27.7%増加し、京東の昨年の「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)期間の2715億元も上回った。
ポストコロナ時代の今、いくつかの大きな消費トレンドに注目が集まる。
1つ目のトレンドは農(nóng)産物の質(zhì)を重視した消費が盛んになったことだ。
京東ビッグデータ研究院の林江シニアデータアナリストは、「京東のプラットフォームでは、今年は農(nóng)産物消費の伸びが非常に目立った。買い物かごに入れた商品を見ると、農(nóng)産物の量が例年の2.5倍に増えた」と述べた。
その背後には、サプライチェーンシステムの効率向上があり、ますます多くの消費者がネットで全國各地の農(nóng)産物を買って試してみようと考えるようになったことがある。京東の物流拠點は全國の農(nóng)産物特産地530ヶ所あまりに広がり、「618」期間を通じ、農(nóng)産物の輸送量は同200%以上増加した。
2つ目のトレンドは中國伝統(tǒng)の要素を取り入れたおしゃれな國産品のトレンド「國潮」が新たな消費の注目點になったことだ。
消費者層の変化とルート変革の2つの影響により、國産ブランドの市場での認知度が上がり続けた?!?18」期間には、天貓(Tmall)が初めて老舗専用の會場を設(shè)置し、そこでの取引額は10億元を突破し、1日の営業(yè)収益が100萬元を超えた老舗ブランドが61に達した。
京東のビッグデータでは、國際ブランドの前年同期比増加率に比べ、20年の中國ブランドは取引額の増加率が6%高く、ブランド數(shù)の増加率が5%高く、ユーザー數(shù)の増加率が18%高かった。消費者によく検索される人気ブランドトップ10のうち、國産ブランドが7つを占め、華為(ファーウェイ)、小米、マオタイ、OPPO、vivo、栄耀、格力、李寧、五糧液などのブランドが最も注目を集めた。
3つ目のトレンドは高度成長を遂げる新製品が登場したことだ。
同研究院の劉暉最高デジタル責(zé)任者(CDO)は、「今年は2つのグループの消費が特に活発だった。1つ目は『経済的に脂肪分を減少させたい人のグループ』で、健康を維持しながら、あまりお金をかけず、すぐに効果が出て、効果が長続きする脂肪減少を達成したい人のことをいう。こうした人々が最も好む無糖?カロリーゼロ?脂肪分ゼロの商品の売り上げが急増した」と述べた。
劉氏は続けて、「2つ目は『ペットの飼い主グループ』だ。京東のビッグデータによると、『90後(1990年代生まれ)』はペットに最もよくお金を使う人々で、21年の月平均支出は507元だった。20年の京東のトリミング、ペット用娯楽、ペット用醫(yī)療などのペット関連新業(yè)務(wù)の取引額は前年同期の10倍以上増加した。21年に新たに加わった業(yè)務(wù)にはペットのトレーニング、葬式、寫真撮影などがある」と説明した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月22日