外交部(外務?。─稳A春瑩報道官は17日の定例記者會見で、1982年8月17日の中米共同コミュニケ(八?一七コミュニケ)発表39周年について、記者の質問に答えた。
【記者】中米「八?一七コミュニケ」の発表から今日で39年になるが、中國としてコメントは?
【華報道官】世界に中國は1つしかなく、臺灣地區(qū)は中國の領土の不可分の一部であり、中華人民共和國政府が全中國を代表する唯一の合法政府だ。42年前、中國と米國はまさに「一つの中國」原則に基づき外交関係を樹立した。39年前の8月17日、中國と米國は「八?一七コミュニケ」を共同発表した。このコミュニケで、米國は臺灣地區(qū)への武器売卻を長期的政策として実施するつもりはないこと、臺灣地區(qū)への武器売卻は性能的にも數(shù)量的にも中米外交関係樹立以降數(shù)年の供與レベルを超えないこと、臺灣地區(qū)への武器売卻を段階的に減らしていき、一定期間を経て最終的解決へ導くことを明確に約束した?!?八?一七コミュニケ」、上海コミュニケ、外交関係樹立に関する共同コミュニケは、中米関係の政治的な基盤であり、その核心的要義が「一つの中國」原則である。米國は當然これを厳格に遵守すべきである。
しかし米國は自らの約束に背き続け、臺灣地區(qū)と「公的」交流を繰り広げ、臺灣地區(qū)に様々な武器を売卻し、臺灣地區(qū)がいわゆる國際社會での空間を拡大する手助けをしてきたというのが事実だ。米國のこうした誤った行為に対して、中國は斷固として力強く反撃し、自らの主権?安全保障上の利益を守ってきた。
臺灣地區(qū)問題を解決し、祖國の完全な統(tǒng)一を実現(xiàn)することは、中華民族一人一人の共通の願いだ。我々は最大の誠意をもって、最大の努力を盡くして、平和的統(tǒng)一という將來を勝ち取ることを望んでいる。我々は同時に、外部勢力の干渉や、極少數(shù)の「臺灣獨立」分裂分子及びその分裂活動に対して、必要なあらゆる措置を講じる選択肢を留保する。いかなる者も、國家の主権及び領土的一體性を守る中國國民の強固な決意、斷固たる意志、強大な能力を見くびってはならない。米國がどれほど臺灣地區(qū)に武器や裝備を提供しようとも、両岸関係の大勢を変えることは不可能であり、ましてや中國統(tǒng)一のプロセスを阻止することは不可能だ。
中國は米國に対して、対臺灣地區(qū)武器売卻問題の高度の敏感性と深刻な危害性を明確に認識し、中米関係と臺灣海峽の平和?安定をさらに損なうことのないよう、実際の行動によって「一つの中國」原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規(guī)定を遵守し、臺灣地區(qū)との公的交流を停止し、軍事的結びつきと武器売卻を停止し、「臺灣獨立」及びその分裂活動に反対するよう促す。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月18日