四川省瀘州市古藺県竜爪村は、緑豊かな植物が生い茂る山々に囲まれ、四季折々の花が咲くという生態(tài)優(yōu)位性を元々備えていることもあり、中國のミツバチたちはここに「隠居」して、年間を通じて、花の間を飛び回り、甘いハチミツを作り出す。そしてこれが地元の人々に収入をもたらす「甘い産業(yè)」になっている。
二十四節(jié)気のひとつ「白露」(今年は9月7日)を前に、竜爪村に住む熊楚湘さんは、ミツバチの巣をひっくり返し、ふたを開け、蜂蜜を採取していた。熊さんのハチミツ採取方法は、昔ながらの伝統(tǒng)的な方法で行っている。まず、ハチが入った巣箱のふたを取り、煙で燻して巣箱のミツバチを外に追い出し、ほぼ全てのミツバチが巣箱の外に出て行ったタイミングを見計(jì)らって、さじを使って蜜を採りだす。竜爪村のミツバチは、伝統(tǒng)的な「放し飼い」方式で飼われており、原生態(tài)の山野の深い山あいで100種類以上の野山の花からミツバチが集めた蜜からハチミツを作り出している。熟成期間が長(zhǎng)めのため、採取できるのは1年で一度限りとなっており、ハチミツの中では最高級(jí)品。その生産量は少なく、買い求めるのは難しいのだという。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月8日