「下山」してきた野生のパンダ(撮影?張汶雯)。
四川楽山市峨辺彝(イ)族自治県勒烏郷余坪村に「下山」してきた野生のパンダが今月6日、専門の保護センターに移送され、検査の上、保護された。専門家によると、パンダの體長は約1メートル、體重は約70キロで、年齢は18歳以上とすでに高齢であると見られている。中國新聞網(wǎng)が報じた。
「下山」してきた野生のパンダ(撮影?張汶雯)。
今月4日午前10時ごろ、勒烏郷余坪村の子供數(shù)人が外で遊んでいたところ、トウモロコシ畑にパンダがいるのを発見。子供たちは急いで家に帰って親に伝え、親がすぐに郷政府に連絡(luò)した。
當時、小雨が降っており、パンダはトウモロコシ畑をぶらぶら歩きながら、トウモロコシの莖を食べたりしていたという。野生のパンダが勒烏郷で出沒したのは今回が初めてではなかったため、パンダを発見すると、村民たちは慌てることなく対応したという。
パンダの體長は約1メートル、體重は約70キロ(撮影?張汶雯)。
連絡(luò)を受けた四川省成都市のパンダの専門家は、すぐに現(xiàn)場に駆けつけ、まずパンダの健康狀態(tài)を診斷。専門家によると、「現(xiàn)時點で、パンダの年齢は18歳以上と見られている。野生ではすでに高齢に屬する。この場でできることは限られているため、パンダを?qū)熼Tの保護センターに送り、詳しい検査やモニタリングを行う」とした。
現(xiàn)場に駆けつけ、パンダの健康狀態(tài)を診斷する専門家ら(撮影?張汶雯)。
峨辺イ族自治県黒竹溝自然保護區(qū)は、涼山山系におけるパンダの重要な繁殖地であり、生息地回廊帯の一つとなっている。(編集KN)
パンダの様子をチェックする専門家ら(撮影?張汶雯)。
パンダの検査を行う専門家(撮影?張汶雯)。
「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月7日