「2021海外の図書館に所蔵されている中國の図書の影響力報告」が14日夜、北京で発表された。2021年度に、海外の図書館30ヶ所以上に所蔵されている中國の図書のリストを見ると、作家?莫言の「晩熟的人(A LATE BLOOMER)」が63ヶ所に所蔵されており、最多となっている。中國新聞社が報じた。
同報告によると、2021年度、出版社467社の中國語図書1萬7300種類が海外の図書館で系統(tǒng)的に永久保存されている。2020年と比べると、その數(shù)は減っており、2017年から5年連続での減少に歯止めをかけることはできなかった。ただ、減少幅は目に見えて縮まっている。
海外の図書館に所蔵される中國の図書が減少しているのは、仕入れ資金や所蔵スペースなど、図書館側(cè)の問題のほか、新型コロナウイルス感染拡大により出版業(yè)界が大きな打撃を受けていることも決して見逃すことはできない要因だ。
報告は、「中國の現(xiàn)代文學(xué)は、世界が中國の現(xiàn)代社會の発展を理解する最も良い窓口」としている。
2021年度に、海外の図書館30ヶ所以上に所蔵されている中國の図書のリストを見ると、莫言の「晩熟的人」が63ヶ所に所蔵されていて、最多となっている。その他、遅子建の「煙火漫巻」が39ヶ所で2位に入った。この2作品はいずれも人民文學(xué)出版社から出版されている。3位は賈平凹の「暫坐」で38ヶ所、作家出版社から出版されている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月15日