王毅國務(wù)委員兼外交部長（外相）は10月30日にイタリア?ローマで、テドロス世界保健機(jī)関（WHO）事務(wù)局長、イウェアラ世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）事務(wù)局長とそれぞれ會(huì)談した。

テドロスWHO事務(wù)局長と會(huì)談する王毅部長

テドロスWHO事務(wù)局長との會(huì)談で、王部長は「団結(jié)は新型コロナとの闘いにおける最も強(qiáng)力な武器だ。世界の新型コロナとの闘いによって、多國間主義は大きく試されている。WHOが科學(xué)的姿勢を堅(jiān)持し、人々の命と健康を第一に考えること、団結(jié)と協(xié)力を堅(jiān)持し、新型コロナとの闘いを利用した『政治化』、『レッテル貼り』、『スティグマタイゼーション』に反対することを希望する。ウイルスの世界的な起源解明においては、客観的で科學(xué)的かつ責(zé)任ある姿勢を堅(jiān)持し、様々な政治的騒ぎ立てを警戒し、加盟國を平等に扱い、各國の主権をしっかりと尊重するべきだ。中國側(cè)はこれを基礎(chǔ)としてWHOと將來の協(xié)力を検討することを望んでいる」とした。

テドロスWHO事務(wù)局長は「WHOは、中國が団結(jié)精神を堅(jiān)持し、各國の新型コロナとの闘いを支援し、支持していること、COVAXを支持し、これに參加し、ワクチンの公平な分配のために積極的な貢獻(xiàn)をしていることを稱賛する。WHOは一貫して原則を堅(jiān)持し、外部からの政治的圧力に屈することなく、責(zé)任転嫁に斷固として反対し、新型コロナとの闘いの『政治化』を斷固として阻止しており、引き続き科學(xué)的姿勢を堅(jiān)持してウイルスの起源解明研究を?qū)g施していく」とした。

イウェアラWTO事務(wù)局長と會(huì)談する王毅部長

イウェアラWTO事務(wù)局長との會(huì)談で、王部長は「中國のWTO加盟から今年で20年になる。中國は各國と共に、WTOの権威と有効性を守り、世界の貿(mào)易と投資の自由化及び円滑化を推進(jìn)し、世界貿(mào)易の礎(chǔ)を固めることを望んでいる。中國は世界最大の発展途上國であり、政治的にも今後も発展途上國のグループに屬し、発展途上國の共通利益を斷固として守っていく。その一方で、中國は盡くすべき國際的責(zé)任をこれまで回避したことがない。全體的な関稅水準(zhǔn)の引き下げであれ、『特別かつ異なる待遇』の実際の享受であれ、中國はWTO加盟時(shí)の約束を遙かに上回る義務(wù)を引き受けてきた。中國は過去においても、現(xiàn)在においても、そして將來においても、発展途上國と資源を奪い合うことはない。我々は発展途上國としての全體的位置づけを堅(jiān)持したうえで、引き続き自らの発展水準(zhǔn)に見合った責(zé)任と義務(wù)を引き受け、共同発展の実現(xiàn)のために一層貢獻(xiàn)していく」とした。

イウェアラWTO事務(wù)局長は「中國のWTO加盟には重大な意義がある。WTOは中國の重要な影響力とリーダーシップを非常に重視しており、中國側(cè)と意思疎通や調(diào)整を強(qiáng)化し、特に第12回閣僚會(huì)議の開催において引き続き中國側(cè)の支持を得ることを望んでいる」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年11月2日