第4回中國國際輸入博覧會がまもなく開幕する。過去3回とも大いに盛り上がったが、今年の輸入博は展示の規(guī)模といい、出展者の顔ぶれといい、さらにはイベントの設(shè)定といい、引き続きエネルギーにあふれており、特に次の5つの見どころに注目が集まる。中國新聞社が伝えた。
(1)展示規(guī)模が拡大し高度化
公式の情報によると、今回の輸入博の企業(yè)展には食品?農(nóng)産物、自動車、技術(shù)設(shè)備、消費財、醫(yī)療機器?醫(yī)薬保健、サービス貿(mào)易の6つの展示エリアが設(shè)置される。展示面積はさらに拡大して36萬6千平方メートルになる。米國、日本、ドイツなどの先進(jìn)國だけでなく、より多くの「一帯一路」(the Belt and Road)沿線國、中歐?東歐諸國、後発開発途上國も出展する。チームを組んで出展する海外の中小企業(yè)がさらに増加する。
中國國際輸入博覧局の孫成海副局長は、「今回の輸入博の企業(yè)展に対し、各國?地域の企業(yè)が強い參加意欲を見せる。各國?地域の企業(yè)が積極的に參加することは、輸入博プラットフォームの魅力を大いに認(rèn)めているからだけでなく、中國市場に対する海外企業(yè)の期待と評価をありありと體現(xiàn)するものでもある」と述べた。
(2)出展の陣容「ランク」がより高く
出展規(guī)模とともに拡大上昇したのは、出展者の「ランク」だ。今回はフォーチュン?グローバル500の企業(yè)や業(yè)界のリーディングカンパニーのリピート率が80%を超え、出展數(shù)もこれまでを上回った。世界3大オークション會社、3大高級ファッショングループ、4大穀物メジャー、10大自動車グループ、10大電気工業(yè)グループ、10大醫(yī)療機器メーカー、10大化粧品メーカーなどがこぞって參加し、多くの新製品が発表される見込みだ。
同時に、展示エリアの設(shè)置がより先端的になり、専門化レベルが一層高くなる。主催者は中國の発展ニーズに合わせて、展示の題材を刷新し、エネルギー?低炭素?環(huán)境保護(hù)技術(shù)、イノベーション?インキュベーションなど13の専門エリアを設(shè)置し、質(zhì)の高い資源の供給と市場の差し迫ったニーズをマッチングさせる。また出展企業(yè)連盟の枠組み內(nèi)で醫(yī)療機器、スマート交通移動、新エネルギーなど14の専門委員會を設(shè)立し、政府と企業(yè)との対話や業(yè)界の交流プラットフォームを構(gòu)築する。
(3)新たな友人が國家展に続々集合
新型コロナウイルス感染癥という特殊な背景の中、輸入博の國家展は今年初めてオンラインで開催される。公式の情報によると、3Dモデリング、アンリアルエンジンなどの新技術(shù)手法を採用して、沒入式のデジタル展示ホールを構(gòu)築する?!竵韴稣摺工膝螗楗ぅ螭钎郓`ルに展示されたコンテンツを閲覧でき、ホールからのリンクで同國の企業(yè)の出展?fàn)顩rや展示品の情報をスピーディに確認(rèn)することができる。
國家展のクラウド開催という新たな形式により、より多くの新しい友人の參加が可能になった。公式の情報によれば、今回は新たに15ヶ國が參加することになり、コンゴ共和國、キリバス、モーリシャス、ソロモン諸島、パレスチナの5つの國が初參加する。出展する國は5大陸にまたがり、先進(jìn)國、発展途上國、後発開発途上國をカバーし、「一帯一路」沿線國も意欲的に參加する。
(4)「買い手」チームの実力がさらに高く
輸入博で特に目を引くのは往々にして「売り手」だが、「買い手」も同じく輸入博の主役だ。今回は「需給がともに活発」で、出展する國?地域や企業(yè)の數(shù)がこれまでより多いだけでなく、各地のバイヤーからも積極的な申し込みがあり、39の取引チーム、599のサブチームが會場で専門的な調(diào)達(dá)活動を展開することになっている。
統(tǒng)計によると、中國內(nèi)外の登録機関のうち、企業(yè)が82.6%を占める。國內(nèi)企業(yè)では民間企業(yè)が64%、中小企業(yè)が70.5%を占め、いずれも高いレベルを維持している。業(yè)界別に見ると、國民経済の各業(yè)界のビジネス來場者が見込まれ、うち製造業(yè)と卸売?小売業(yè)が最も多く、いずれも30%近くを占め、輸入博の展示エリアの業(yè)界配置とのマッチング度が高い。申し込みをしたバイヤーの購買力は高く、年輸入額1億ドル(約114億円)以上のところが1200社を超える。
(5)虹橋フォーラムに引き続き発言力
輸入博の重要イベントである虹橋フォーラムは、今回は「百年の変局の下の世界経済:ポストコロナ時代のグローバル経済協(xié)力」がテーマになる。メインフォーラムはオンラインとオフラインが組み合わさったスタイルで行われ、中國に駐在する各國の使節(jié)、官?産?學(xué)?研各界の関係者が代表として參加する。12のサブフォーラムの參加者はグリーン発展、デジタル経済などの先端の話題について話し合う。
中でも特に注目されるのはハイレベルフォーラム「中國の世界貿(mào)易機関(WTO)加盟20周年:互恵?ウィンウィンで未來をともに創(chuàng)る」。専門テーマの展示も行われ、過去20年間の、とりわけ中國共産黨第18回全國代表大會以降の中國の全方位的な対外開放の輝かしい成果と新時代のハイレベルの対外開放という新局面を重點的に紹介する。フォーラム期間中には、「世界開放報告2021」や「世界開放指數(shù)」も発表され、2008年以降の世界の129エコノミーの開放レベルに対する評価が示される予定だ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年11月3日