広西壯（チワン）族自治區(qū)初の全自動で運行する地下鉄となる南寧地下鉄5號線が12月16日午前11時に開通した。全長は20.2キロで、中國初の列車自動監(jiān)視システムと総合監(jiān)視システムが高度に統(tǒng)合された地下鉄にもなっている。中國で全自動で運行される地下鉄がある都市は南寧市で7都市目となった。中國放送網(wǎng)が伝えた。

南寧地下鉄5號線は、自動運転レベル4（GOA4）で設(shè)計?建設(shè)されている。車両の車両基地からの出庫、線路での運行、洗車?入庫、滯泊といった全ての過程の管理が完全に無人で行われる。これにより列車の出入庫にかかる平均時間は約50％短縮された。全線に専門家診斷システムが配置され、ビッグデータを通して、故障の分析、処理?対策の情報が提供され、自動運行と安全が確保される。國凱大道駅から金橋客運駅に至るまで17駅が設(shè)置され、全ての駅に整ったサービス施設(shè)が配置されている。なかでも試行事業(yè)に選ばれた広西大學(xué)駅と小鶏村駅はスマートステーションで、駅の利用者の狀況がリアルタイムで統(tǒng)計?分析されるほか、照明や空調(diào)などのシステムも自動で調(diào)整され、乗客によりスマートで快適な環(huán)境が提供される。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月20日