2022年2月4日から中國(guó)の北京で開(kāi)催される北京冬季五輪。その開(kāi)會(huì)に先立ち、人民網(wǎng)では冬季五輪の計(jì)7競(jìng)技と15種別を「イラストで知ろう！イマドキ中國(guó)」でおなじみのキャラたちが中國(guó)語(yǔ)と日本語(yǔ)で紹介。普段はあまり觸れることのないこうした競(jìng)技名などを観戦前に予習(xí)していこう！

スケート競(jìng)技の最初を飾るのはショートトラック。小さなリンクで順位を爭(zhēng)うので、迫力あるレース展開(kāi)が見(jiàn)どころとなる。

コースの奪い合いや駆け引きを楽しもう！

4～6人の選手が同時(shí)にレーンを滑り、タイムではなく順位を競(jìng)うので、コースの奪い合いや、選手各人の作戦で目まぐるしく順位が入れ替わるエキサイティングな競(jìng)技。またコーナーが小さいので、身體を大きく傾けて、氷の表面に手を付きながら高速で駆け抜けることになる。このコーナリングがショートトラックの最大の見(jiàn)どころと言えるだろう。リンクの大きさが1周111.12メートルという中途半端な距離になっているのは、小さなリンク內(nèi)で選手たちが安全にカーブを曲がれるようにコースを設(shè)定した結(jié)果だといわれている。

リレーはバトンではなく腰タッチ！

今回の北京冬季五輪では男女それぞれ500メートル、1000メートル、1500メートルの個(gè)人種目と、男子3000メートルリレー、女子3000メートルリレー、そして初登場(chǎng)となる混合リレー2000メートルの計(jì)9種目が設(shè)けられている。陸上競(jìng)技の場(chǎng)合、リレーの中継はバトンやたすきなどを次の走者に渡して中継を行うが、ショートトラックではバトンは無(wú)く、次の走者の腰をタッチして中継を行う。この競(jìng)技ならではの中継スタイルに注目してみるのも面白いかもしれない。

スピードスケートとの違いは？

最大の違いはトラックの距離。ショートトラックはその名の通り、1周の長(zhǎng)さが短く、111.12メートルなのに対し、スピードスケートは1周400メートルとなっている。またショートトラックでは競(jìng)技中の転倒や衝突に備え、ヘルメットやグローブを始めとする用具の著用が義務(wù)付けられており、不備がある場(chǎng)合は失格となる。一方のスピードスケートは通常、風(fēng)の抵抗を減らすためにフード付きの上下一體スーツを著用する。(文?イラスト?玄番登史江)  

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年1月11日