河北省承德市豊寧満族自治県にある豊寧揚(yáng)水発電所は、世界で設(shè)備容量が最大の揚(yáng)水発電所。プロジェクトの設(shè)備容量は計(jì)360萬kWで、世界最大の「モバイルバッテリー」と呼ばれている??萍既請?bào)が伝えた。
このモバイルバッテリーは張北柔軟性直流電力網(wǎng)プロジェクトの「仲間」だ。北京冬季五輪グリーンエネルギー重點(diǎn)プロジェクトである両プロジェクトは、共に「カーボンゼロ冬季五輪」の目標(biāo)に貢獻(xiàn)している。豊寧揚(yáng)水発電所は2013年5月著工で、1基目は昨年12月末に稼働?発電開始した。竣工後の最重要任務(wù)は、冬季五輪へのクリーンエネルギーの供給、大會中の電力使用の安全保証だ。
豊寧揚(yáng)水発電所は高いエネルギー貯蔵能力を備えている。プロジェクトには上下の2つのダムがあり、落差は425メートル。電力使用の少ない時(shí)間帯には、風(fēng)力と太陽光の余剰電力を使用し、下のダムから上のダムに水を吸い上げる。これは電力貯蔵に相當(dāng)する。電力使用のピーク時(shí)には、水を下のダムに流して発電する。同時(shí)にプロジェクトには優(yōu)れた調(diào)節(jié)機(jī)能があり、システムのピーク調(diào)節(jié)能力を効果的に高めることを?qū)g現(xiàn)している。地域を跨ぐクリーンエネルギーをより良く収容し、京津冀(北京?天津?河北)電力網(wǎng)のエネルギー貯蔵及びピーク調(diào)節(jié)能力を高める。
このモバイルバッテリーはさらに、省エネ、排出削減、大気汚染防止を促進(jìn)する。情報(bào)によると、毎年88億kWhの余剰電力を収容できる。年間発電量は66億1200萬kWhで、260萬世帯の1年間の電力消費(fèi)量を満たすことを可能にしている。年間で標(biāo)準(zhǔn)石炭の使用を48萬800トン削減し、二酸化炭素排出量を120萬トン削減し、1萬6000ヘクタール分の植林効果を発揮する。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月25日