福建省三明市清流県にある姚家村では、面積約130ヘクタールの桜が満開となり、見頃を迎えている。ここには、紅粉佳人?早咲き桜?匂い桜など18品種?30數(shù)萬本の桜が植えられている。

2012年、臺灣地區(qū)のビジネスマンである簡文通氏が、清流県に住む友人に招かれて同県を訪れ、桜の栽培環(huán)境について視察した。彼は、清流県と臺灣地區(qū)?新北市の気候風(fēng)土に大きな違いがないことに気づいた。さらに、清流県の人々の熱意を感じ、同県頼坊鎮(zhèn)姚家村に桜の栽培拠點(diǎn)を作り、會(huì)社を立ち上げ、育苗?桜植樹?桜観光の一體化施設(shè)を建設(shè)することを決めた。

姚家村はもともと貧困?過疎村で、村には産業(yè)がなく、多くの若者が村から流出し、2015年の村民1人あたり収入はわずか4千元（1元は約18.6円）ほどだった。しかし、桜産業(yè)にけん引され、毎年桜の開花シーズンには、中國全土の各地から延べ約15萬人の観光客が訪れるようになった。

また、花見観光によって花見経済が生まれ、それによって周辺地域に郷土料理レストランや民泊施設(shè)など約60數(shù)軒が出來て、農(nóng)村振興と農(nóng)民の富?；瑒抗膜舜伽丹臁F(xiàn)地の1人あたり収入は3倍増加した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月15日