北京の商業(yè)圏にそびえ立つ高層ビルにある24時(shí)間営業(yè)のスポーツジムでは夜中の0時(shí)になっても、ランニングマシンでランニングをしている人や鉄アレイなどを使って筋トレをしている人、トレーナーの指導(dǎo)の下、ダンスを踴っている人たちが汗を流している。工人日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。
北京で働く李萌剛さんが鉄アレイを使った筋トレを終え、クロストレーナーでジョギングをしようとしていた時(shí)、時(shí)計(jì)の針はすでに夜中の1時(shí)を指していた。李さんはここで2時(shí)間トレーニングをし、彼女の橫にいる若者3人も運(yùn)動(dòng)に沒頭してしばらく経っていた。李さんたちは皆、このジムの常連客だ。
このスポーツジムは大型商業(yè)施設(shè)の中にあり、24時(shí)間営業(yè)だ。店長以外のスタッフがいない時(shí)が多く、約200平方メートルのスペースに、たくさんのランニングマシンがずらりと並んでいる。店長の徐晨さんは取材に対して、「従來のスポーツジムよりも、このような新しい『コンビニ』タイプのスポーツジムのほうが若者の運(yùn)動(dòng)の特徴にマッチしている。24時(shí)間営業(yè)で、QRコードをスキャンするだけで入店できる。1回だけ利用することもできれば、1ヶ月単位、年単位で料金を払うこともできる」と説明した。
このようなスタイルのスポーツジムが中國には現(xiàn)在たくさんあり、大都市をメインに、チェーン店のスタイルで経営が展開されている場合が多い。北京だけみても、約100店あり、そのほとんどが若者が集まる大型商業(yè)施設(shè)に分布している。
大學(xué)を卒業(yè)後、IT企業(yè)に就職し、プロジェクト運(yùn)営に従事している韓宇さん(23)は、殘業(yè)が多く、夜9時(shí)に退社することもよくある。しかし、ほとんどのスポーツジムは10時(shí)に閉店してしまうため、友人に勧められて24時(shí)間営業(yè)のスポーツジムで、深夜にトレーニングをするようになったという。
トレーナーになって3年になるという劉聡さんによると、韓さんのようなメンバーのほとんどが「殘業(yè)族」で、普段は深夜しか時(shí)間がなく、深夜の靜かな雰囲気の中、トレーニングをするようになったという。また、「なかなか寢付けない不眠癥の人やレーニングを通して現(xiàn)実逃避をしたいという人もいる」という。
クタクタになるため?気晴らしのため?
トレーニングに夢中になった韓さんは、帰宅するのが深夜になることもあるといい、「トレーニングの後は、ベットに入るとバタンキューで寢ることができ、體調(diào)もどんどんよくなっているので、とてもうれしい」と話す。
しかし、深夜のトレーニングには賛否両論が絶えず、一部のネットユーザーからは、「トレーニングというのは、クタクタになるためなのか、それとも気晴らしのためなのか?」という疑問の聲も寄せられている。
その點(diǎn)、劉さんは、「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では、トレーニングが體に悪いという科學(xué)的証拠はない。深夜のトレーニングは、まず適度な量であること、トレーニングの後はじゅうぶんの休息が取れること、自分の體調(diào)はどんな強(qiáng)度のトレーニングが適しているかをいつも評(píng)価することなどが前提となる」との見方を示す。
そして、「そのためには専門的な指導(dǎo)が必要で、むやみにトレーニングしてはならない。しかし、お金を払ってトレーナーをつけなければならないというわけではなく、インターネットでトレーニング関連の科學(xué)普及動(dòng)畫を検索するというのも、とても実用的な方法」とアドバイスする。
徐さんは、「元?dú)荬鼠wを維持するための人もいれば、ストレス解消のための人、ダイエットのための人、筋トレのための人など、深夜にスポーツジム來る理由は人によって違う。社會(huì)で大きなストレスを感じている時(shí)は、トレーニングをして、疲れ切った身心を癒す必要がある」としている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月28日