「サイエンス」誌は25日、トウモロコシと稲に共通する鍵遺伝子を発見したという中國農(nóng)業(yè)大學(xué)のチームと華中農(nóng)業(yè)大學(xué)のチームによる共同科學(xué)研究の成果をオンライン掲載した。試験によると、同遺伝子の編集と改良により、トウモロコシと稲の生産量がそれぞれ約10%、約8%向上するという。中央テレビニュースが伝えた。
華中農(nóng)業(yè)大學(xué)副學(xué)長を務(wù)める湖北洪山実験室常務(wù)副室長で首席科學(xué)者の厳建兵氏によると、彼らは新たに発見したこの鍵遺伝子を「KRN2」と名付けた。この遺伝子の編集により、トウモロコシの粒列數(shù)を調(diào)節(jié)でき、生産量を10%向上できる。またこの遺伝子は稲のゲノム內(nèi)にも存在しており、編集により生産量を8%向上できる。これは中國が重要な知的財産権を持つ遺伝子であり、中國の食糧安全問題の解決に寄與する可能性がある。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月28日