人権団體のナショナル?アーバン?リーグは12日に発表したアフリカ系米國人の狀況に関する年次報告書で、アフリカ系米國人の政治參加への権利が極めて大きく制約されたことに言及した。2021年だけでも全米20州で議會の選挙區(qū)地図が改められ、「アフリカ系米國人と他の有色人種のコミュニティの投票権が剝奪された」。また、アフリカ系米國人その他エスニック?マイノリティの投票參加をさらに難しくする法律が複數(shù)の州で可決された。
外交部(外務(wù)?。─乌w立堅(jiān)報道官は14日の定例記者會見で、関連質(zhì)問に答えた際に「報告書は、アフリカ系米國人が『白人の73.9%の平等な扱い』しか享受しておらず、財産、健康、教育、司法の公正及び政治參加の面で白人に大きく後れを取っていることも指摘した。これは米國に長く存在するシステミックな人種差別の問題を改めて暴露するものであり、社會生活の各方面に人種差別が浸透していることを反映している」と指摘。
「米國はかねてより『オープンネス』『インクルーシブネス』を標(biāo)榜し、全ての人が生命、自由及び幸福追求について不可侵の権利を有すること、『アメリカンドリーム』を追求?実現(xiàn)できることを大いに宣伝してきた。59年前、マーティン?ルーサー?キング(キング牧師)は演説『I Have a Dream』(私には夢がある)を行い、『米國は黒人に対して不良小切手を渡した。その小切手は殘高不足の印をつけられて戻って來た』と述べた。それから半世紀(jì)余りが過ぎたが、こうした狀況は変わっていない。アフリカ系米國人は依然として、白人と平等な権利を勝ち取るための果てしない道の上で、苦難の中で模索している」と指摘。
「アフリカ系米國人の境遇は、米國の他のエスニック?マイノリティも直面する共通の問題だ。差別的待遇、暴力的法執(zhí)行などシステミックな人種差別の暗い影の下、エスニック?マイノリティは不安と不公平と恐怖の中で暮らさざるを得ない。米國で彼らの多くを待ち受けているのは、アメリカンドリームなどではなく、夢が打ち砕かれ、命まで落としかねないという未來だ」とした。
また「米國政府は自國の人権問題をしっかりと直視し、アフリカ系を含むエスニック?マイノリティの平等で合法的な権利をしっかりと保障し、自らの標(biāo)榜する『人権』『平等』を全ての米國人が目に見て、手に觸れ、感じることのできる現(xiàn)実のものへと変えるべきだ」と述べた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年4月15日