福建省晉江市池店鎮(zhèn)田洋村で今月7日午前、中國(guó)で國(guó)家一級(jí)保護(hù)動(dòng)物に指定されているブロンズトキが確認(rèn)された。晉江市でブロンズトキが確認(rèn)されるのはこれが初めてのことだ。中央テレビニュースが報(bào)じた。
バードウォッチング愛好家がこのブロンズトキを発見した時(shí)、トキはちょうど池でエサを探しているところだったという。スマートな體形で、赤褐色の身體に暗緑色の翼をもち、日光に照らされると、ブロンズ色に輝き、とても美しい。
ブロンズトキは中國(guó)で國(guó)家一級(jí)保護(hù)動(dòng)物に指定されているほか、ワシントン條約(CITES)の附屬書IIIに掲げられている。數(shù)年前まで、ブロンズトキは生息地となる沼地や濕地、川、湖の面積が減少しているほか、環(huán)境汚染が深刻化していたことが原因で、その個(gè)體數(shù)は急減していた。また、「中國(guó)瀕危動(dòng)物紅皮書(Chinese red list of endangered animal species)」が、「ブロンズトキは中國(guó)で絶滅した」と発表した時(shí)期もあった。しかし、2009年になって、中國(guó)で再びその姿を少しずつ確認(rèn)できるようになっていた。
今回、ブロンズトキが晉江市で確認(rèn)されたことは、現(xiàn)地の生態(tài)環(huán)境が良好であることを示しており、現(xiàn)地の生物多様性や生態(tài)環(huán)境の変化を研究するうえで大きな意義を備えている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年5月11日