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カタールW杯の至るところに見られる「中國(guó)的要素」

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2022年11月24日16:13

FIFAワールドカップ?カタール2022(カタールW杯)は熱気に包まれる中、グループリーグの試合が行なわれている。今回は中國(guó)代表が出場(chǎng)していないにもかかわらず、W杯の至るところに「中國(guó)的要素」が見られる。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

中國(guó)が建設(shè)したメイン會(huì)場(chǎng)「ルサイル?スタジアム」

北京時(shí)間の11月22日夜、W杯グループリーグC組の試合が始まった。中國(guó)企業(yè)が建設(shè)を請(qǐng)け負(fù)い、9萬(wàn)2千人収容可能なメイン?スタジアムの「ルサイル?スタジアム」も、こうしてW杯で披露された。

その形狀から「大きな金のお椀」と呼ばれる同スタジアムは、カタールの首都ドーハの中心部から北に15キロメートルの場(chǎng)所にある。今回のW杯のメイン會(huì)場(chǎng)そして最も規(guī)模が大きい會(huì)場(chǎng)として、金色の優(yōu)勝トロフィーが高々と掲げられる歴史的瞬間を見屆けることになる。

2016年、中國(guó)鉄建國(guó)際集団は同スタジアムの建設(shè)プロジェクトの競(jìng)爭(zhēng)入札で落札した。中國(guó)企業(yè)が初めて設(shè)計(jì)、調(diào)達(dá)、建設(shè)を含むEPC契約を結(jié)んだW杯會(huì)場(chǎng)建設(shè)工事請(qǐng)負(fù)のプロジェクトであり、中國(guó)企業(yè)が海外で建設(shè)を請(qǐng)け負(fù)った最大規(guī)模かつ技術(shù)的に最も先進(jìn)的なサッカー競(jìng)技場(chǎng)でもある。

カタール中央銀行が発行したW杯特別記念紙幣のうち、22カタール?リヤル(約838円)の紙幣にこのスタジアムがデザインされている。

中國(guó)の審判員がピッチに登場(chǎng)

グループリーグB組の初戦となった米國(guó)対ウェールズの試合に、中國(guó)の審判員の馬寧さんが第4審判としてピッチに登場(chǎng)した。W杯の試合に中國(guó)の審判員が登場(chǎng)して試合の審判をするのは実に20年ぶりのことだ。

今年5月、FIFA(國(guó)際サッカー連盟)はカタールW杯の擔(dān)當(dāng)審判団を発表した。中國(guó)からは馬寧さん、施翔さん、曹奕さんの3人が主審及び副審として選ばれた。

W杯の競(jìng)技會(huì)場(chǎng)の外では、世界各國(guó)のサッカーファンが関連グッズを爆買いし、ここでもメイド?イン?チャイナをたくさん目にすることができる。W杯公式試合球からマスコット「ライーブ」の各種グッズまで……中國(guó)の日用品取引の中心地である浙江省義烏市の義烏スポーツ用品協(xié)會(huì)の推算では、W杯関連グッズの市場(chǎng)シェアのうち「メイド?イン?義烏」が70%を占めるという。一方で、杭州稅関に所屬する義烏稅関のまとめた統(tǒng)計(jì)では、今年1-10月に義烏から輸出されたスポーツ用品の価格は48億5千萬(wàn)元で、そのうちブラジルへの輸出が前年同期比38.8%増の1億5千萬(wàn)元に達(dá)したという。

同じように人気が高いのはジャイアント?パンダで、W杯開幕直前、中國(guó)からカタールへ渡ったパンダの「京京(ジンジン)」と「四海(スーハイ)」がドーハで正式に一般公開された。

車両も電力も中國(guó)が保障

カタールW杯開催期間中、數(shù)多くの大型バスが會(huì)場(chǎng)やホテルなど各スポット間を縦橫に走り回り、サッカーファン、FIFAの擔(dān)當(dāng)者、メディア関係者らを運(yùn)ぶ任務(wù)を擔(dān)う。そのうち中國(guó)製の新エネルギーバスが中心となっている。

W杯の輸送ニーズに対応するため、カタールは中國(guó)からバス1500臺(tái)を輸入し、その中にはバッテリー電気自動(dòng)車(BEV)のバス888臺(tái)も含まれている。國(guó)際的な大規(guī)模スポーツイベントで中國(guó)製の新エネバスが大量に導(dǎo)入された初めてのケースであり、BEVバスが主要な交通手段としてW杯にサービスを提供する初めてのケースでもある。W杯閉幕後も、これらのBEVバスはカタールの公共交通を構(gòu)成する重要な要素として引き続き稼働することになっている。

カタールの首都ドーハの西80キロの砂漠の中に、サッカーコート約1400面分の面積の巨大な太陽(yáng)光発電所「アル?カルサ太陽(yáng)光発電所」がある。中國(guó)電力建設(shè)集団有限公司傘下の中國(guó)電建集団貴州工程有限公司が建設(shè)を請(qǐng)け負(fù)ったもので、敷地內(nèi)にはソーラーパネルが200萬(wàn)枚以上設(shè)置され、カタールに毎年約18億kWhのクリーン電力を提供することが可能だ。(編集KS)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年11月24日

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