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今年のダブル11(11月11日のネット通販イベント)セール期間には、健康をめぐる消費ニーズが引き続き旺盛だった。家庭シーンにおける健康消費には2つのトレンドが見られた。1つは在宅健康管理の傾向が明らかになったことで、人々は自宅で使用する人工呼吸器、ネブライザー、鼻洗浄器などの醫(yī)療機器を買い求めるようになり、自宅を「小さな診察室」にしている。もう1つは「健康の買いだめ」という流れが明らかになったことで、人々は意識的に薬箱を補充したり、家庭用常備薬や慢性病薬のストックを増やしたりして、健康に関して十分な安全感を得ようとしている。
ある調(diào)査報告によれば、體のどこかが不調(diào)ではないかと心配するという若者が増えている。データを見ると、若者に最もよく見られる健康問題は目に集中しており、調(diào)査に回答した若者の56%以上が「近視やドライアイといった目のトラブルを抱えている」とした。また35.08%が「眠れなくて困っている」とし、32.96%が「抜け毛に悩んでいる」と答えた。
多種多様なマーケティング方法に向き合った時、消費者がお金を払ってもいいと思い商品を選ぶ原動力はなんと言っても「品質(zhì)」と「価格」で、消費者はしっかり下調(diào)べをしてから購入に踏み切るようになった。
注目されるのは、健康茶、筋膜リリースガン、もぐさ溫灸器などの健康グッズから健康食品セット、人間ドックのコースまで……若者の醫(yī)療やヘルスケアに対する定義は、ずっと前から「健康を維持し病気を治す」や「予防が中心」ではなくなり、「狀態(tài)を改善」、「美を追究」などの新たなラベルを張るようになった。
若者の周芝依さんは、「健康の意義は丈夫な體であるだけでなく、ポジティブに生活する自信と原動力がより大事だ」と話す。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月22日