江蘇省の南京稅関によると、全國初の総合保稅區(qū)である蘇州工業(yè)パークの稅関でイノベーション型通関モデルが試行されることになり、同省はこのほど全國に先駆けて「事前の通関手続き、稅関に貨物を運(yùn)び込んでの検査?通過」という通関モデルを試行した。

　このモデルは次のようなものだ。企業(yè)の貨物が製造ラインから下りる前に、データだけで先に通関手続きを済ませ、貨物が到著したら、指示に従って確定検査をする、または直接通過させる。このモデルでは、企業(yè)は最長3日前までに通関書類の申請手続きを行えばよく、生産?物流計(jì)畫に基づいて、柔軟かつ自主的に現(xiàn)場で手続きする時(shí)間を決めることができる。蘇州工業(yè)パーク稅関物流監(jiān)督コントロール処の羅放処長によると、同モデル試行スタート以降のデータからわかるように、（運(yùn)搬用の）車両が現(xiàn)場に入ると、貨物の90％は到著が確認(rèn)されてから10分ほどで通関手続きが完了する。従來のモデルでは約1-2時(shí)間かかっていたという。（編集KS）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月14日