北京分光計(jì)実験國際研究チーム（BESⅢ研究チーム）が発見した新しい4クォークオブジェクト「Zc（3900）」が、物理學(xué)の世界トップクラスの學(xué)術(shù)誌、米國物理學(xué)會が発行する「フィジカル?レビュー」によって、2013年の世界物理學(xué)における重要な成果とされ、11件の入選プロジェクトのうち首位となった。新華社が伝えた。

　同チームは2013年3月に、新たな共振構(gòu)造のZc（3900）を発見したと発表した。その中には一対の±チャームクォークが含まれ、電子と同一もしくは相反する電荷を持つため、少なくとも4つのクォークがあると判斷された。これは科學(xué)者が長期間をかけて探し求めてきた中間子分子もしくは4クォークである可能性が高い。

　この発見は、國際物理學(xué)界から高く評価された。ネイチャー誌は、「4クォークの構(gòu)造を持つ粒子の発見は、宇宙に変わった物質(zhì)が存在することを意味する」と指摘した。フィジカル?レビュー?レターズは、「4クォークが確認(rèn)されれば、粒子家族に新たな一員が加わることになる」と伝えた。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年1月3日