重慶市フ陵區(qū)(フはさんずいに倍のつくり)政府が19日に発表した情報によると、中國で初めて大規(guī)?;?商業(yè)化を実現(xiàn)したシェールガス田「重慶フ陵焦頁1號井」が82カ所を掘削し、いずれも生産に成功した。これは中國のシェールガス開発が計畫よりも早く大規(guī)模商業(yè)開発段階に入ったことを意味する。中國広播網(wǎng)が伝えた。
重慶市政府によって「功労者」と稱された「フ陵焦頁1號井」には、4つのガス掘削設備が並べられている。遠くの吐出しヘッドで燃え盛る炎は、ガス掘削が順調(diào)に進められている証拠だ。中石化江漢油田フ陵シェールガス分公司の劉堯文副経理は記者に対して、「功労者という呼び名はふさわしい。関係者らがシェールガス開発を疑問視していた時に、このガス田を掘削し、高い生産量を記録した。これにより、我々は中國のシェールガス開発の自信を深めた」と指摘した。
シェールガスとは、吸著あるいは遊離狀態(tài)で頁巖と呼ばれる巖層もしくは泥巖層の中に貯蔵されている非在來型天然ガスだ。地質構造が複雑であるため、シェールガスの開発は石油や天然ガスよりも難しい。しかしシェールガスの開発が一定規(guī)模に達すれば、中國のエネルギー需要の確保、エネルギー構造の改善、エネルギー安全の保障に対して、重大な戦略的意義をもたらす。
エネルギー関連サイト?中國能源網(wǎng)の韓小平CIOは、「同ガス田の開発の畫期的な點は、生産量の拡大の他に、中國がシェールガス開発技術を全面的に把握したこと。これは非常に重要だ」と指摘。また、「中國はすべての技術を把握し、かつすべての設備を國內(nèi)で製造できる。中國は米國に続き、すべての技術と設備製造能力を持つ國として、大規(guī)模開発が可能となった」と話した。
フ陵シェールガス田の1日當たりの生産量は270萬立方メートルに達し、重慶市の500萬世帯の1日の使用量を賄える?,F(xiàn)地の需要を満たしながら、省外にガスを送り出すことで、中東部地區(qū)のガス市場の供給圧力の緩和に対して、積極的な力を発揮することもできる。
データによると、中國のシェールガス埋蔵量は約134兆立方メートルに、可採埋蔵量は25兆立方メートルに達し、世界一の規(guī)模となっている。また分布範囲が広く、開発期間が長いという特長がある。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月20日
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