家電量販大手?蘇寧雲(yún)商集団株式有限公司は10日午後、アリババ（阿里巴巴）集団との提攜を発表した。翌日の11日、同社の株価は取引開始から10.01％値上がりし、15.17元（1元は約20円）で引けた。時価総額は1120億100萬元に達している。京華時報が伝えた。

10日午後、アリババは約283億元を投じて蘇寧雲(yún)商の2番目の株主になることを発表した。また蘇寧雲(yún)商は140億元でアリババが新しく発行する株式の購入を申し込み、アリババの株式の約1.09％を保有する（購入量は2780萬株以下）。

蘇寧雲(yún)商は8月3日に取引を停止し、重要事項の発表後に取引を再開すると宣言していた。取引停止時の株価は13.79元、時価総額は692億元。昨日、蘇寧雲(yún)商の株価は大きく値上がりし、終値は前日より10.01％高い15.7元となった。

アナリストや業(yè)界専門家は、アリババと蘇寧の提攜は國家戦略「インターネット＋」の一環(huán)であり、オンライン?オフラインビジネスの全面的な融合に向けた代表的出來事であり、両者の協(xié)力はウィンウィンの実現(xiàn)につながると見ている。

米國株式市場を見ると、原稿執(zhí)筆時點で、アリババ株は2.09％高の終値80.47ドル。一方、今回の提攜発表を受けて、中國ネット通販２位の京東商城の株は6.27％の大幅下落、終値は30.06ドルとなった。

京東の株価は10日の大暴落前、今年最大64％の上昇を見せていた。アナリストは「アリババと蘇寧の提攜の影響で、京東の株価が短期的に下落するのは正常なこと」との見方を示している。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月12日