中國商務(wù)部（?。─?9日に定例記者會(huì)見を開き、2015年7月の対外貿(mào)易狀況を発表した。2015年7月の全國輸出入総額は前年同期比8.8％減の2兆1200億元（1元は約19円）となった。そのうち輸出額は8.9％減の１兆1900億元、輸入額は8.6％減の9300億元、貿(mào)易黒字は10％減の2630億元。ドル建てで計(jì)算すると、7月の全國輸出入総額は8.2％減の3472億ドル（1ドルは約121円）に達(dá)した。そのうち輸出額は8.3％減の1951億ドル、輸入額は8.1％減の1521億ドル、貿(mào)易黒字は9.1％減の430億ドルとなった。新華網(wǎng)が伝えた。

今年上半期（1-6月）の輸出入総額が前年同期比6.9％減となったのに続き、7月に輸出と輸入が両方とも下落した。これについて、商務(wù)部の沈丹陽報(bào)道官は、「上半期の狀況と下半期に対する予測から見ると、中國の対外貿(mào)易の発展が直面する國內(nèi)外の情勢は、予想以上に厳しく複雑であり、いくつかの不確定要素が存在するが、通年の輸出額はプラス成長を?qū)g現(xiàn)する可能性がある」と述べた。

データによると、７月の輸出額は著しく低下しており、低下幅は前月と比べてさらに拡大している。沈報(bào)道官は、「7月の輸出額の下落の主な原因として、▽國際市場の需要の低迷▽國內(nèi)製造コストの持続的上昇▽人民元の実質(zhì)実効為替レートが長期的に上昇▽産業(yè)と注文の移転――の4つが挙げられるほか、2014年の同時(shí)期の輸出額が異常増加したことで基準(zhǔn)値が高まったことも特別な要因となった。この要因を除けば、7月の輸出額の低下は正常な範(fàn)囲內(nèi)にある」と説明した。

沈報(bào)道官はさらに、「7月の輸出入総額は8.8％減となったが、見所は少なくはない。たとえば、輸出した製品の構(gòu)造、市場構(gòu)造、地域構(gòu)造などが改善されつつある。年末までに、輸出額が下落する月があるかもしれないが、通年の輸出額はプラス成長を?qū)g現(xiàn)できる見通しだ。中國の輸出額が世界の輸出額合計(jì)に占めるシェアは安定の中で上昇し続け、輸入額の低下幅が縮まり、対外貿(mào)易の質(zhì)と効率はさらに向上する見込みだ」と指摘した。（編集JZ）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月31日