王伝峰氏の新作の寫真
挿花をテーマにした理由について、王さんは、「魚を20年以上描き続け、魚が私のシンボルになった。しかし、自分の畫風に最近飽きて、新しいものを作りたいと思うようになった。最初にインスピレーションを得たのは、5年前の東日本大地震。美術作品のコレクターである私が長年かけて集めた陶器が地震で壊れ、2つの竹かごだけが無傷だった。その時から、竹の強さに魅せられるようになり、竹かごを集めるようになった」と説明した。
篠山紀信氏が撮影した王伝峰氏の人物寫真と魚のシリーズ作品
今回の作品集は、隈研吾や篠山紀信らとコラボしているだけでなく、近代的なものと伝統(tǒng)が融合しており、これまでとはまったく異なる作品となっている。篠山紀信は、作品集について、「畫家が突然挿花を始めるというのは、日本のアーティストにはない勇気。王さんは、それを即座にやってのけた。それは単なる蕓術ではなく、一種の生命力でもある。王さんが持つ生命力が生き生きと伝えられている」と絶賛している。
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