細(xì)菌に一匙の砂糖を與えるだけで、電力生産を80時(shí)間維持することができる――。これは、天津大學(xué)化工學(xué)院の學(xué)生チームが開発した「高効率混合細(xì)菌?微生物燃料電池」だ。同成果は米マサチューセッツ工科大學(xué)が主催する2015年生物ロボットコンテスト「iGEM」の金賞と「ベストエナジープロジェクト賞」を受賞した?？萍既請?bào)が伝えた。

微生物燃料電池は、微生物を利用し化學(xué)エネルギーを電力に変える裝置だ。チームのメンバーである劉悅氏は、「私たちが設(shè)計(jì)したシステム內(nèi)で、すべての種類の微生物が獨(dú)自の役割を擔(dān)い、はっきりと分業(yè)されている。こうすることで従來の微生物燃料電池の電力生産細(xì)菌の代謝の負(fù)擔(dān)を減らし、電子伝達(dá)効率を高めることができる。システム全體の電力生産の持続時(shí)間を延ばし、効率を高められる」と話した。

天津大學(xué)化工學(xué)院の元英進(jìn)教授は、「今後は細(xì)菌群にエサ、つまり一匙の砂糖もしくはビタミンを含む植物を與えることで、私たちの生活?生産の電力の需要を満たしていければと思う。技術(shù)の改善に伴い、リチウム電池と同等の電気出力が可能になった。しかも給電時(shí)間が長く、低コストで、環(huán)境にやさしく無害だ」と述べた。この電池は現(xiàn)在、80時(shí)間以上連続して効果的に電力を生産できるという。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月4日