日本のパナソニックとソニーが29日、2015年度第2四半期(7~9月)の業(yè)績を発表した。この日本の電子製品大手はいずれも上半期の業(yè)績が好転し、パナソニックは上半期利益が前年同期比38%増加し、ソニーは7~9月期に赤字から黒字への転換を達(dá)成した。一財(cái)網(wǎng)が伝えた。
日本企業(yè)(中國)研究院の陳言執(zhí)行院長は、「パナソニックとソニーの15年度上半期純利益はいずれも1千億円を超えた。これには主に3つの原因があり、1つ目は円安に応じて、収入が増加したこと。2つ目は歐米市場(chǎng)での売上が好調(diào)だったこと。3つ目は中國経済の減速による引き下げ効果がそれほど大きくなかったことだ。だが円安が続く可能性は低く、新たな技術(shù)革新は見あたらないため、日系電子大手両社の利益の伸びが持続するかどうかはしばらく観察する必要がある」と話す。
▽パナソニックの利益が4割近く増加
今年4~6月のパナソニックの売上高は3兆7604億円で、同1%増とわずかに増加した。このうち日本國內(nèi)での売上高は同約2%減少して、1兆7089億円になった。日本以外の市場(chǎng)での売上高は同4%増加して2兆515億円に達(dá)した。業(yè)績の報(bào)告期間內(nèi)の営業(yè)利益は同13%増加して2005億円に達(dá)し、純利益は同38%増加して1113億円に達(dá)した。
パナソニックによると、15年度上半期の売上高の伸びは、主にB2B(企業(yè)間の電子商取引)ソリューション事業(yè)、日本と東南アジア地域での白物家電事業(yè)などの売上高の増加によるものだ。またパナホームを含む住宅関連事業(yè)が収入増加の傾向にある。全體として円レート上昇がもたらした効果により、パナソニックは全體として収入の伸びを確保することができたという。
パナソニックは営業(yè)利益の伸びについて、事業(yè)の構(gòu)造改革をこれまで実施してきたこと、収益體制が強(qiáng)化されたことによるものと説明する。また成長分野の事業(yè)での収入増加の利益増加に対しての貢獻(xiàn)が引き続き拡大しているという。
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