中國(guó)は4年の歳月をかけて、革命遺跡の全面調(diào)査を?qū)g施し、約5萬(wàn)カ所を登録したことが10日、國(guó)家観光局への取材で分かった。新華社が報(bào)じた。

同調(diào)査は、中國(guó)の革命をテーマにした「紅色観光」（赤色観光）発展戦略の重要な一部で、革命遺跡約5萬(wàn)カ所、関連の遺跡約5千カ所が登録された。歴史の空白を埋めるものとして新たに発見(jiàn)された革命遺跡や関連の資料も多く、31巻で約150冊(cè)の「全國(guó)革命遺跡全面調(diào)査成果シリーズ」も出版された。また、革命の歴史?文化資源のデジタルアーカイブや伝承事業(yè)に5600萬(wàn)元(約10億6400萬(wàn)円)が投じられ、60以上のマルチメディアデータバンクが立ち上げられたほか、數(shù)多くの重要な革命歴史文化遺産の保護(hù)や修繕が進(jìn)んだ。

國(guó)家観光局の王暁峰副局長(zhǎng)は、「定番の観光地を主體とした商品體系は日に日に整備され、リスト入りした中國(guó)全土の「紅色観光」地249カ所、550シリーズの観光スポットが保護(hù)、構(gòu)築された」と説明する。

「紅色観光」は、かつての革命地域を振興させ、貧しい地域の貧困脫出に効果的だ。例えば、公共交通機(jī)関などのインフラが大きく整備され、「紅色観光」をテーマにした観光地がある都市には200以上の鉄道駅が設(shè)置された。また、竜巖や黎平、紅安、麻城、金寨など、元々貧しかった地域にも高速鉄道が開(kāi)通した。2014年、「紅色観光」は直接的には130萬(wàn)6千人、間接的には510萬(wàn)人の雇用を創(chuàng)出した。

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年11月11日